文書館のお知らせ
古文書初級解読講座(冬季)を開催しました
古文書初級解読講座(冬季)を、12月2日(水曜日)・12月9日(水曜日)にAコース、12月4日(金曜)・12月11日(金曜日)にBコースで、計4日間開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止措置をとりながらでしたが、どちらのコースにも多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。
古文書初級解読講座は、比較的読み易いくずし字の解読演習と時代背景の解説を行う講座です。くずし字に慣れ親しんで、少しでも多くのくずし字を読めるようになりたい方を念頭において、講座を実施しています。
今回の講座では、江戸時代によくみられる「人名」の練習からスタートし、「願書」を教材にして、独特の言い回しやくずし字の解説をしました。「願書」では用水の新設をめぐるやりとりなどの内容の文字解読を行いました。
受講生の皆様、2日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。
参加者の感想の一部を紹介します。
- 難しいが楽しかった。
- 初級解読講座も全く追いついていないが、さらにもう一歩進むとどんな感じか、まったく太刀打ちできなくとも解読講座も見てみたい気がします。
- はじめての古文書講座の次のステップとしては難しかったが大変勉強になりました。
- 丁寧にわかりやすく講義いただきありがたく思います。
<講座の様子>
越後佐渡ヒストリア第94話を掲載しました
越後佐渡ヒストリア第94話は「みんなが売ってみんなが儲かる~新潟町の魚屋たち~」です。
江戸時代の新潟町には同じ商売をする店が特定の地域に集まっている町座というものがありました。このなかで当時の魚屋の町座についてその詳細やトラブル解決方法などを紹介していますので、ぜひご覧ください。
はじめての古文書講座(秋季)の様子を紹介します
11月11日(水曜日)・18日(水曜日)・25日(水曜日)に、「はじめての古文書講座(秋季)」を開催しました。
当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。古文書の形態や用途を学習した後、よく使われる表現、間違いやすい文字などを細かく確認しました。そして、往来手形や人相書といった様々な文書の解読に挑戦しました。
受講生の皆様、3日間にわたりご参加いただきありがとうございました。
今年度の「はじめての古文書講座」は、今回で終了となります。来年度も多くの方からの参加をお待ちしております。
<講座の様子>
「特別企画展」開催期間中の一般閲覧の休止について
いつも県立文書館をご利用いただきありがとうございます。
「特別企画展」開催期間中(令和2年10月27日(火曜日)から11月8日(日曜日)まで)は、一般閲覧(文書館所蔵資料の閲覧請求)ができなくなりますので、ご注意下さい。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
「文書館だより第33号」を発行しました
「文書館だより第33号」では、巻頭記事の「越後佐渡おもしろ歴史ばなし」で大正時代全国中等学校野球優勝大会(現在の夏の甲子園大会)に新潟県から初出場を果たした長岡中学校(現在の長岡高校)の話を取り上げています。また、現在開催中の企画展「流行り病との戦い~近世編~」や特別企画展「THE公文書~語り継がれる歴史~」の開催案内、令和元年度までに閲覧可能となった受贈文書についても掲載しています。
冊子版(無料)は、文書館備え付けのチラシ・ブックスタンドに置いてあります。ご自由にお持ちいただけます。