文書館のお知らせ
年末年始休館日について
12/29(日)から、1/4(土)まで、文書館は年末年始休館となりますのでよろしくお願いいたします。
本年もご利用いただきありがとうございました。
越後佐渡ヒストリア第106話を掲載しました
選挙制度が何かと話題になった今年ですが、わが国では男子普通選挙法が開始された大正14年(1925)の衆議院議員選挙ではじめて点字での投票が公認されました。
新潟県ではじめて点字投票が行われたのは、昭和2年(1927)の新潟県会議員選挙です。
ヒストリア第106話では、この昭和2年の選挙に向けて新潟県が準備した際の書類を紹介します。
*第106話はこちらからご覧ください。
はじめての古文書講座(秋季)を開催しました(満員御礼)
今回の講座では、古文書に出てくる「変体仮名」のうち、当時よく使用された文字をマスターすることを中心に、古文書の種類や旧暦、干支や日時の表現などについて学びました。最終日には腕試しとして、19世紀に実際に書かれた「往来手形」を解読しました。今回の講座をきっかけに歴史の世界にさらに興味を持ってくだされば嬉しいです。
現在、当館では初級古文書解読講座の参加者を募集しておりますので、よろしかったらご参加ください!
*初級古文書解読講座の案内はこちら → R6冬季初級解読講座.pdf
【講座のようす】
【ご感想の一部を紹介します】
・楽しかったです。3回では物足りないと感じました。
・身近な地域の歴史を分かりやすく講義してくださり、私自身も古文書が少し読めるようになったのがうれしいです。12月の初級古文書講座に申し込みましたので、またよろしくお願いします!
・3回の講座でしたが、文字の事や歴史的な背景などを興味深く学べ、とても有意義でした。随時このような講座を開催されることを希望します。
R6年度古文書初級解読講座(冬)を開催します
11月7日より、冬季の初級古文書解読講座を参加者を募集します。
今回は「近世越後の村休み」と題して、江戸時代の村で定められていた休日の謎に迫ります。
Aコース:12月11日・18日(水)、Bコース:12月13日・20日(金)に分けて開講します。どちらか選んで受講していただきます。
時間は13:30~15:30、県立文書館2階大研修室にて行います(受付開始は13:00)。
ふるってご参加ください!
*詳しくは以下のチラシをご覧ください。
はじめての古文書講座(秋季)を開催します(満員御礼)
*当講座は、ご好評につき定員数に達しました。誠にありがとうございました。
これからも当館の歴史講座をよろしくお願いいたします。
文書館では、11月12日(水)・19日(水)・26日(水)に、「はじめての古文書講座(秋季)」を開催します。
当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。少人数のクラスで、質問をしながら行いますので、「まったくの初心者です」という方でも落ち着いて学ぶことができます。当館所蔵の文書を取り上げつつ、古文書の基礎知識と昔の数字、年号、干支、方角などの語句や、「~候」などのよく使う言い回しを学びます。どうぞご参加ください。
~ご注意~
(会場は例年と異なり、「制作演習室」(1階)ではなく、「大研修室」(2階)になります。参加される方には当日あらためてご案内いたしますのでよろしくお願いします。)
<昨年の参加者の感想の一部を紹介します>
●古文書読解の初手として、大変興味深く思いました。
●なかなか一度では読めない。今後も初級者(初心者)向けの講座を続けてもらいたい。
●実物を手に取ってみたり触れたりできた事はよかった。資料の持つ意味や時代背景についてももっと知りたかった。
●資料を自分の力で解読することは困難も多くあったが、少しは面白くなったと感じています。
「文書館だより第41号」を作成しました
「文書館だより第41号」を作成しました。
今号では、江戸時代の見附で流行した、俳諧について取り上げます。
現在、俳句は国内外でブームになっていますが、江戸時代の越後・佐渡ではどのような人々が、俳句(当時は「俳諧」というのが一般的だった)を作っていたのでしょう?
文書館所蔵の、小林一茶の書状(写真版)や当時の句集などから紐解きます。
NHK新潟の取材班が当館を訪れました
先日、NHK新潟の取材班が当館を訪れました。
取材の様子は、9月20日(金)6:10からのNHK「新潟ニュース610」にて放送予定です。
詳細は… ぜひともご視聴ください!
撮影の準備。当館スタッフも少し緊張気味です(?)。
R6年度古文書初級解読講座(夏季)を開催しました【解読解答・家系図(修正版)付き】
古文書初級解読講座(夏季)を、7月17日(水)・24日(水)・31日(水)の、計3日間開催しました。多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。
古文書初級解読講座は、比較的読み易いくずし字の解読演習と時代背景の解説を行う講座です。くずし字に慣れ親しんで、少しでも多くのくずし字を読めるようになりたい方を念頭において、講座を実施しています。
今回の講座では、近世(江戸時代)のある村で実際に発生した変死事件と、被害者の家族や村の人々の行動を一紙文書から読み解いていきました。史料から当時の人々の生活の様子がうかがえたでしょうか。
受講生の皆様、3日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。
講座で出た質問につきまして職員で調べた結果、修正した解読解答と、家系図を以下に掲載しましたので、ぜひご覧ください!
*詳しくはこちら R6夏初級解読解答(1日目).pdf
=====参加者の感想の一部を紹介します=====
■サスペンス劇場の趣でした。ドラマ化できる内容です。江戸時代も現代も、人間関係のゆがみがきっかけとなり犯罪が起こると思うと、やるせなさを禁じえません。このような「調査報告書」が現存することにより、当時の人々がリアルに想起され、読み解きが大変面白かったです。
■講座の内容で事後に訂正したものを、公式ウェブサイトに記載していただけるとありがたいです。
■地元の文書を読むのは楽しいです。
■当時の風習や、人々の「生」の心が伝わり、興味深いです。
=====講座の様子=====
令和5年度新潟県立文書館年報第32号(令和5年度)を発行しました
【重要】特別整理期間休館について
新潟県立文書館では特別整理期間といたしまして以下の期間を臨時休館とさせていただきます。
利用者のみなさまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
特別整理期間により休館
6月10日(月曜日)~17日(月曜日)