文書館のお知らせ

はじめての古文書講座(春季)を開催しました

5月12日(木曜日)・19日(木曜日)・26日(木曜日)に、「はじめての古文書講座(春季)」を開催しました。

当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。古文書の形態や用途を学習した後、よく使われる表現、間違いやすい文字などを細かく確認しました。そして、往来手形や北越雪譜、人相書といった様々な文書の解読に挑戦しました。

受講生の皆様、3日間にわたりご参加いただきありがとうございました。

今年度の「はじめての古文書講座」は、秋季にもう一度企画しております。ホームページをご覧になって興味を持っていただいた方、次回の参加をお待ちしております。

参加者の感想の一部を紹介します

  • 北越雪譜や人相書など、読みやすそうなものから練習したいと思います。ありがとうございました。
  • 分かりやすく、丁寧に講義を進められているので、何とかついていっている感じがします。これからも続けて学びたいと思います。
  • むずかしかったけど、面白かったです。

<講座の様子>

講座の様子1の画像 講座の様子2の画像

「文書館だより35号」と「文書館だより36号」を発行しました

今年度発行した「文書館だより第35号」と「文書館だより第36号」を掲載します。

「文書館だより第35号」では、巻頭記事の「越後佐渡おもしろ歴史ばなし」で、17世紀中頃に宣伝用のパンフレットとして作成された番付について紹介しています。

「文書館だより第36号」では、江戸時代を奔放に生きた女性にスポットを当て、彼女の残した書状からその生涯を追っています。また、今年度実施した特別企画展の展示資料の紹介、次年度(令和4年度)の文書館主催講座一覧も掲載しています。

【2月21日(月曜日)】ホームページの一部機能停止のお知らせ

いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

システムメンテナンスのため、下記の時間帯に当館ホームページの一部機能が停止します。

  • 日時:令和4年2月21日(月曜日)正午~午後4時まで(予定)
  • 停止する機能:当館所蔵資料の検索、「越後佐渡デジタルライブラリ」

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

【重要】第2回歴史講座中止のお知らせ

令和4年3月5日(土曜日)に開催予定の「令和3年度新潟県立文書館第2回歴史講座」は、まん延防止等重点措置の適用期間が延長されたため、大変残念でありますがこのたびは中止とさせていただくこととなりました。

ご理解いただきますようお願い申し上げます。

古文書解読講座(冬季)を開催しました

古文書解読講座(冬季)を、1月26日・2月2日(水曜日)に開催しました。まん延防止等重点措置の適用下での開催となり、ワクチン接種申告書の提出や座席の指定など、受講者の皆様から感染拡大防止徹底にご協力いただき、盛況の中で終えることができました。

古文書解読講座は、ある程度の古文書解読の知識・技能をお持ちの方を対象とした講座です。やや難解な文章や文字を題材に、講座を実施しています。

今回の講座では、江戸時代に生きたある女性にスポットをあて、彼女が残した書状から当時の生活を感じていただき、また女性ならではの文体やくずし方などを学びながら読み解きました。一般的に想像される近世の女性像を裏切る彼女の生き方に、驚かれたり、共感されたりした受講者も多かったように感じます。

2日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。

参加者の感想の一部を紹介します。

  • 文書館編纂の「古文書解読練習帳」に掲載されていた「常野」さんに興味を感じていたら、今回のテキストに使われていたのでますます興味を持ちました。文書館所蔵資料の「林泉寺文書」としてまとまっているようなので、今後もう少し調べてみようと思っている。
  • 型にはまらず思い通りに生きようとした印象を受けました。実物の手紙を見ることができたのも良かったです。ドラマになりそうな人生だと思いました。興味深かったです。
  • 古文書講座に初めて参加しましたが、面白かったです。江戸時代の女性とは思えないくらい、時空を超えて身近に感じました。
  • 読み解き方だけでなく、歴史・時代背景、当時の慣習等を知ることができるところが興味深いです。特に近世にあって、こんなに自己主張する女性が、しかも県内にいたなんて驚きました。

<講座の様子>

講座の様子1の画像講座の様子2の画像