文書館のお知らせ
はじめての古文書講座(春季)を開催しました
5月10日(水)・17日(水)・24日(水)に、「はじめての古文書講座(春季)」を開催しました。
当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。まずは『いろは覚』で多様な平仮名を確認し、『越後摘誌』や『越後土産』などの県内ゆかりの資料を紹介しながら、古文書を身近に感じていただきました。そのうえで、『往来手形』や『北越雪譜』、『人相書』といった様々な文書の解読に挑戦しました。また、解読と並行して辞書や練習用テキストの紹介もさせていただきました。
受講生の皆様、3日間にわたりご参加いただきありがとうございました。
<参加者の感想の一部を紹介します>
●北越雪譜等、身近な教材から入れ、よく分かりました。漢字はむずかしかった。
●なかなか大変でしたが楽しく3日間学べました。ありがとうございました。今後も続けたいと思います。
●講師の先生が間違っていても広い心で受け止め、誉めて下さるので楽しく学ぶことができました。
<講座の様子>
【重要】特別整理期間休館について
新潟県立文書館では特別整理期間といたしまして以下の期間を臨時休館とさせていただきます。
利用者のみなさまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
特別整理期間により休館
6月12日(月曜日)~19日(月曜日)
インターネット古文書講座 第82回を掲載しました
インターネット古文書講座では、今後3回にわたり「佐渡金銀山の古文書を読む」を順次掲載してゆきます。
世界文化遺産への正式登録が待ち望まれるところですが、古文書を通して金銀山の歴史をおさらいするのはいかがでしょうか。
越後佐渡ヒストリア第101話を掲載しました
第101話は郵便制度の創設に関してです。地元の名士を郵便取扱役として、公的な郵便機関の構成員に組み入れた方法を紹介しています。令和3年度の特別企画展でも展示した、「前島密」の署名入りの辞令も掲載しています。
「文書館だより第38号」を発行しました
「文書館だより第38号」では、江戸時代の旅には必要不可欠であった「往来手形」について紹介しています。詳しくは実際に手に取っていただくか、下記のファイルよりご覧ください。
また、今年度実施した特別企画展の展示資料の紹介、次年度(令和5年度)の文書館主催講座一覧も掲載しています。
文書館だより第38号.pdf(PDF形式:2,470KB)
【重要】HPリニューアルにともなうURLの変更について
3月28日(火)午前9時30分に当館HPがリニューアルされます。
それにともない、トップページのURLが下記のように変更されます。
・旧URL(3月27日(月)午前9時30分まで)
https://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/?page_id=569
・新URL(3月28日(火)午前9時30分より)
https://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/1b8446f94c08f7ae67441d7d895601a6
お手数ですが、お気に入り(ブックマーク)等に登録されている方は変更をお願いします。
上記時間以降に、「新潟県立文書館」で検索し直したほうがスムーズです。
なお、先日お知らせしたとおり、3月27日(月)午前9時30分~3月28日(火)午前9時30分の間は、リニューアル作業のためHPへのアクセスが停止します。
新潟県立文書館内でのマスク着用の考え方
新潟県立文書館では、政府のコロナウイルス感染症対策本部による「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を踏まえ、閲覧室内でのマスク着用をお願いしていましたが、令和5年3月14日(火)以降、マスク着用は個人の判断に委ねることにしました。
本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、利用者の皆様においてもご配慮をお願いいたします。
なお、カウンターに従事する職員は感染症対策として引き続きマスクを着用しています。
《参考》マスク着用の考え方の見直し等について(新型コロナウイルス感染症対策本部決定.pdf)(PDF:230KB)
【重要】HPリニューアル作業にともなうアクセスの停止について
ホームページのリニューアル作業にともない、下記の時間帯にホームページへのアクセスが停止します。
閲覧者の方にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
〇ホームページアクセス停止時間
令和5年3月27日(月)9時30分~3月28日(火)9時30分
第2回歴史講座の様子を紹介します
令和5年3月4日(土)に、令和4年度第2回歴史講座「江戸時代前期の国境争論」を開催しました。
講師には、東京都歴史文化財団の小酒井大悟氏をお招きしました。
江戸時代前期に越後高田藩が2度にわたって経験した、会津藩(現福島県)と飯山藩(現長野県)との国境争論について、その概要や争点、両者の主張から幕府による裁定までを分かり易く解説していただきました。また、先人の研究成果に加え、それぞれの藩の戦略や力関係など、新しい視点も示していただきました。
盛りだくさんの内容で少し駆け足ではありましたが、歴史を愛好する受講者の皆様にはきっとご満足いただけたのではないかと思います。
今年度の歴史講座は今回が最後になります。次年度も皆様にご満足いただけるようなテーマで開催したいと思いますので、奮ってご参加ください。
*****参加者の感想の一部を紹介します。*****
●開発が進んだことにより争論が頻発し、訴訟・裁判による決着へと移行していったことにより、近世社会へ転換していく状況は大変興味深く思われた。格式の高い高田藩が優位であったことが背景にあるというのも興味深かった。
●山論・国境争いについて興味があったので、会越・信越山論はおもしろかった。
●新鮮な情報を学習できて良かった。
●楽しく勉強できました。ありがとうございます。
【重要】令和5年4月以降の開館時間について
令和5年4月1日より、平日(火~金)午後5時以降の利用が予約制となります。
午後5時~午後7時に当館をご利用いただく場合は、電話・メール・FAX・来館いずれかの方法で事前予約のうえお越しください。
*予約利用申請用紙(PDF:81KB)はこちら.pdf。