古文書初級解読講座(冬季)を開催しました

 古文書初級解読講座(冬季)を、12月7日(水)・12月14日(水)にAコース、12月9日(金)・12月16日(金)にBコースで、計4日間開催しました。どちらのコースにも多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。
 古文書初級解読講座は、比較的読み易いくずし字の解読演習と時代背景の解説を行う講座です。くずし字に慣れ親しんで、少しでも多くのくずし字を読めるようになりたい方を念頭において、講座を実施しています。
 今回の講座では、江戸時代の「欠落(かけおち)」についてを教材としました。いわゆる男女の「駆け落ち」ではなく、個人や家族単位での村からの逃亡を指します。残された家族や村役人はどのように対応したのかをご理解いただけたでしょうか。初級としては難しい文字も多く、解読に苦戦されていた方も多かったかもしれません。
 受講生の皆様、2日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。

=====参加者の感想の一部を紹介します。=====
■大変勉強になります。何度でも受講したいものです。
■教材は興味深かったのですが、初級にしてはむずかしい文字が多かった。
■来年1月の解読講座も申し込む予定です。ありがとうございました。
■教え方が10年程前に受講したときより具体的(ていねい)になった。

           < 講座の様子 >