文書館のお知らせ

はじめての古文書講座(秋季)を開催しました

 11月8日(水)・15日(水)・22日(水)に、「はじめての古文書講座(秋季)」を開催しました。
 当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。初日は古文書の形態や頻出する言い回し・人名、変体仮名など基本的な事項を学び、2日目から『往来手形』や『北越雪譜』、『人相書』といった様々な文書の解読に挑戦しました。また、解読と並行して辞書や練習用テキストの紹介もさせていただきました。
 受講生の皆様、3日間にわたりご参加いただきありがとうございました。
 

<参加者の感想の一部を紹介します>
●古文書読解の初手として、大変興味深く思いました。

●なかなか一度では読めない。今後も初級者(初心者)向けの講座を続けてもらいたい。

●実物を手に取ってみたり触れたりできた事はよかった。資料の持つ意味や時代背景についてももっと知りたかった。

●資料を自分の力で解読することは困難も多くあったが、少しは面白くなったと感じています。

 

<講座の様子>

 

越後佐渡ヒストリア第103話を掲載しました

 第103話は、「文書にみる印章使用の歴史」です。

 庶民による印章の使用は、江戸時代に広まりました。以来、日常的に印章が用いられ、書類作成や売買契約の際などには捺印が必要とされてきました。しかし現在、行政のデジタル化・効率化の一環として「脱ハンコ」が進められています。印章の歴史にとって大きな転機を迎えている今、改めて印章使用の歴史に目を向けてみます。

 

 越後佐渡ヒストリア第103話は、こちらをご覧ください。

「文書館だより第39号」を作成しました

 「文書館だより第39号」では、明治期の旧制中学生の日誌をとりあげました。学校生活での悲喜こもごもが記されており、時代が変われど若者らしい感性が伝わってきます。下記のリンクからご覧ください。

 また、10月17日(火)より開催される特別企画展や、昨年度新たに閲覧可能となった資料の紹介もしております。

 

 こちらをクリック → 文書館だより第39号.pdf(PDF形式:1,081KB)

第1回歴史講演会の様子を紹介します

 令和5年9月9日(土)に、令和5年度第1回歴史講座「東京の銭湯と新潟県」を開催しました。
 講師には、横浜都市発展記念館の吉田律人氏をお招きしました。
 京浜地域における幕末以降の銭湯経営の歴史と新潟県出身者の果たした役割について、社寺仏閣の石造物まで含んだ膨大な資料点検によって得られた研究成果を、分かり易く解説していただきました。身近なテーマでスライド資料も見やすく、多くの方にとってあっという間の2時間だったのではないでしょうか。中にはご自身の過去に思いを馳せながらお聞きになった方もいたかもしれません。
 今年度の第2回歴史講座は令和6年3月2日(土)に開催の予定です。今回に劣らず魅力的なテーマでお届けしたいと思いますので、奮ってご参加ください。

*****参加者の感想の一部を紹介します。*****
●東京の銭湯経営者に県出身者が多いことは聞いていたが、具体的な資料を目にして改めて納得した。
●講師の熱意が伝わり、またスライドも見やすく理解しやすかった。
●また別のテーマで(吉田様の)講演をお聞きしたい。

*****講演会の様子*****

 

【重要】8月28日(月)電話の不通について

いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
電話機交換作業のため、下記の時間帯に電話・FAXが不通になります(FAX送信データは保存されません)。

ほぼ終日となりますので、ご用件のある方はこの日を避けてご連絡ください。

 

◆日時:令和5年8月28日(月曜日)午前9時~午後4時(予定)
 

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

【重要】8月28日(月)ホームページ機能の一時停止について

いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
システムのメンテナンスのため、下記のとおり当館ホームページの一部機能が停止します。

 

◆日時:令和5年8月28日(月曜日)午前9時~正午(予定)
◆停止する機能:当館所蔵資料の検索、「越後佐渡デジタルライブラリ」、を含む機能全般

 

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

新潟江南高校美術部生徒の作品展示について

  新潟県立文書館は、県民の皆様が新潟県の歴史とふれあう機会がもてるように努めていますが、この度新潟県立江南高校美術部の生徒の皆様にご協力いただき、美術作品によって新潟県の代表的な歴史上の人物・文化財を表現していただきました。

 この度製作していただいた作品は「上杉謙信」「前島密」「萬代橋」の3作品です。絵画だけでなく、解説文もあわせて作成してくれました。いずれも新潟県民にはなじみのある歴史的なコンテンツですが、新たな一面の発見もあることでしょう。迫力あるタッチで描かれた「新潟県の歴史」を当館にてご覧ください。

 

 製作者紹介

  上杉謙信=青木優芽さん(3年)、五十嵐菜那さん(2年)

  前島密 =石﨑あみさん(3年)、永井実杏さん(2年)

  萬代橋 =加藤芽依さん(3年)、小林歩美さん(2年)

 学校行事や定期試験の合間を縫って、歴史について学んだり現地調査するなどしながら約4か月間の期間を費やして製作していただきました。ありがとうございました。

 

上杉謙信(1階 エントランス)

 

前島密(2階 閲覧室)

 

萬代橋(2階 閲覧室)

越後佐渡ヒストリア第102話を掲載しました

 第102話は江戸時代越佐の囲碁・将棋事情です。

 藤井聡太7冠(令和5年6月現在)の活躍により将棋界が盛り上がっていますが、江戸時代越佐でも負けないくらいに棋界が盛り上がっていました。今回は当時の様子を垣間見られる史料を紹介します。

 

 越後佐渡ヒストリア第102話は、こちらをご覧ください。

はじめての古文書講座(春季)を開催しました

 5月10日(水)・17日(水)・24日(水)に、「はじめての古文書講座(春季)」を開催しました。
 当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。まずは『いろは覚』で多様な平仮名を確認し、『越後摘誌』や『越後土産』などの県内ゆかりの資料を紹介しながら、古文書を身近に感じていただきました。そのうえで、『往来手形』や『北越雪譜』、『人相書』といった様々な文書の解読に挑戦しました。また、解読と並行して辞書や練習用テキストの紹介もさせていただきました。
 受講生の皆様、3日間にわたりご参加いただきありがとうございました。
 

<参加者の感想の一部を紹介します>
●北越雪譜等、身近な教材から入れ、よく分かりました。漢字はむずかしかった。

●なかなか大変でしたが楽しく3日間学べました。ありがとうございました。今後も続けたいと思います。

●講師の先生が間違っていても広い心で受け止め、誉めて下さるので楽しく学ぶことができました。

 

<講座の様子>

 

【重要】特別整理期間休館について

新潟県立文書館では特別整理期間といたしまして以下の期間を臨時休館とさせていただきます。
利用者のみなさまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

特別整理期間により休館

6月12日(月曜日)~19日(月曜日)

インターネット古文書講座 第82回を掲載しました

 インターネット古文書講座では、今後3回にわたり「佐渡金銀山の古文書を読む」を順次掲載してゆきます

 世界文化遺産への正式登録が待ち望まれるところですが、古文書を通して金銀山の歴史をおさらいするのはいかがでしょうか。

 

 《インターネット古文書講座第82回はこちら

「文書館だより第38号」を発行しました

 「文書館だより第38号」では、江戸時代の旅には必要不可欠であった「往来手形」について紹介しています。詳しくは実際に手に取っていただくか、下記のファイルよりご覧ください。

 また、今年度実施した特別企画展の展示資料の紹介、次年度(令和5年度)の文書館主催講座一覧も掲載しています。

 

 文書館だより第38号.pdf(PDF形式:2,470KB)

【重要】HPリニューアルにともなうURLの変更について

 3月28日(火)午前9時30分に当館HPがリニューアルされます。
 それにともない、トップページのURLが下記のように変更されます。

 ・旧URL(3月27日(月)午前9時30分まで)
  https://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/?page_id=569

 ・新URL(3月28日(火)午前9時30分より)
  https://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/1b8446f94c08f7ae67441d7d895601a6

 お手数ですが、お気に入り(ブックマーク)等に登録されている方は変更をお願いします。
 上記時間以降に、「新潟県立文書館」で検索し直したほうがスムーズです。

 なお、先日お知らせしたとおり、3月27日(月)午前9時30分~3月28日(火)午前9時30分の間は、リニューアル作業のためHPへのアクセスが停止します。

新潟県立文書館内でのマスク着用の考え方

 新潟県立文書館では、政府のコロナウイルス感染症対策本部による「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を踏まえ、閲覧室内でのマスク着用をお願いしていましたが、令和5年3月14日(火)以降、マスク着用は個人の判断に委ねることにしました。

 本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、利用者の皆様においてもご配慮をお願いいたします。

 なお、カウンターに従事する職員は感染症対策として引き続きマスクを着用しています。

《参考》マスク着用の考え方の見直し等について(新型コロナウイルス感染症対策本部決定.pdf)(PDF:230KB)

【重要】HPリニューアル作業にともなうアクセスの停止について

 ホームページのリニューアル作業にともない、下記の時間帯にホームページへのアクセスが停止します。
 閲覧者の方にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

 〇ホームページアクセス停止時間
  令和5年3月27日(月)9時30分~3月28日(火)9時30分

第2回歴史講座の様子を紹介します

 令和5年3月4日(土)に、令和4年度第2回歴史講座「江戸時代前期の国境争論」を開催しました。
 講師には、東京都歴史文化財団の小酒井大悟氏をお招きしました。
 江戸時代前期に越後高田藩が2度にわたって経験した、会津藩(現福島県)と飯山藩(現長野県)との国境争論について、その概要や争点、両者の主張から幕府による裁定までを分かり易く解説していただきました。また、先人の研究成果に加え、それぞれの藩の戦略や力関係など、新しい視点も示していただきました。
 盛りだくさんの内容で少し駆け足ではありましたが、歴史を愛好する受講者の皆様にはきっとご満足いただけたのではないかと思います。
 今年度の歴史講座は今回が最後になります。次年度も皆様にご満足いただけるようなテーマで開催したいと思いますので、奮ってご参加ください。

*****参加者の感想の一部を紹介します。*****
●開発が進んだことにより争論が頻発し、訴訟・裁判による決着へと移行していったことにより、近世社会へ転換していく状況は大変興味深く思われた。格式の高い高田藩が優位であったことが背景にあるというのも興味深かった。
●山論・国境争いについて興味があったので、会越・信越山論はおもしろかった。
●新鮮な情報を学習できて良かった。
●楽しく勉強できました。ありがとうございます。

 

【重要】令和5年4月以降の開館時間について

 令和5年4月1日より、平日(火~金)午後5時以降の利用が予約制となります。
 午後5時~午後7時に当館をご利用いただく場合は、電話・メール・FAX・来館いずれかの方法で事前予約のうえお越しください。

 *予約利用申請用紙(PDF:81KB)はこちら.pdf