文書館のお知らせ
新潟江南高校美術部生徒の作品展示について
新潟県立文書館は、県民の皆様が新潟県の歴史とふれあう機会がもてるように努めていますが、この度新潟県立江南高校美術部の生徒の皆様にご協力いただき、美術作品によって新潟県の代表的な歴史上の人物・文化財を表現していただきました。
この度製作していただいた作品は「上杉謙信」「前島密」「萬代橋」の3作品です。絵画だけでなく、解説文もあわせて作成してくれました。いずれも新潟県民にはなじみのある歴史的なコンテンツですが、新たな一面の発見もあることでしょう。迫力あるタッチで描かれた「新潟県の歴史」を当館にてご覧ください。
製作者紹介
上杉謙信=青木優芽さん(3年)、五十嵐菜那さん(2年)
前島密 =石﨑あみさん(3年)、永井実杏さん(2年)
萬代橋 =加藤芽依さん(3年)、小林歩美さん(2年)
学校行事や定期試験の合間を縫って、歴史について学んだり現地調査するなどしながら約4か月間の期間を費やして製作していただきました。ありがとうございました。
上杉謙信(1階 エントランス)
前島密(2階 閲覧室)
萬代橋(2階 閲覧室)
新潟県立文書館年報第31号(令和4年度)を発行しました
越後佐渡ヒストリア第102話を掲載しました
第102話は江戸時代越佐の囲碁・将棋事情です。
藤井聡太7冠(令和5年6月現在)の活躍により将棋界が盛り上がっていますが、江戸時代越佐でも負けないくらいに棋界が盛り上がっていました。今回は当時の様子を垣間見られる史料を紹介します。
くん蒸にともなう一部文書の閲覧停止のお知らせ(6/2~6/23)
新潟県立文書館では、特別整理期間休館中に書庫くん蒸を行いますが、それにともない、以下の文書は6月2日(金)から6月23日(金)まで閲覧できません。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解ご協力くださいますようお願いいたします。
はじめての古文書講座(春季)を開催しました
5月10日(水)・17日(水)・24日(水)に、「はじめての古文書講座(春季)」を開催しました。
当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。まずは『いろは覚』で多様な平仮名を確認し、『越後摘誌』や『越後土産』などの県内ゆかりの資料を紹介しながら、古文書を身近に感じていただきました。そのうえで、『往来手形』や『北越雪譜』、『人相書』といった様々な文書の解読に挑戦しました。また、解読と並行して辞書や練習用テキストの紹介もさせていただきました。
受講生の皆様、3日間にわたりご参加いただきありがとうございました。
<参加者の感想の一部を紹介します>
●北越雪譜等、身近な教材から入れ、よく分かりました。漢字はむずかしかった。
●なかなか大変でしたが楽しく3日間学べました。ありがとうございました。今後も続けたいと思います。
●講師の先生が間違っていても広い心で受け止め、誉めて下さるので楽しく学ぶことができました。
<講座の様子>