文書館のお知らせ

第1回歴史講演会の様子を紹介します

 令和5年9月9日(土)に、令和5年度第1回歴史講座「東京の銭湯と新潟県」を開催しました。
 講師には、横浜都市発展記念館の吉田律人氏をお招きしました。
 京浜地域における幕末以降の銭湯経営の歴史と新潟県出身者の果たした役割について、社寺仏閣の石造物まで含んだ膨大な資料点検によって得られた研究成果を、分かり易く解説していただきました。身近なテーマでスライド資料も見やすく、多くの方にとってあっという間の2時間だったのではないでしょうか。中にはご自身の過去に思いを馳せながらお聞きになった方もいたかもしれません。
 今年度の第2回歴史講座は令和6年3月2日(土)に開催の予定です。今回に劣らず魅力的なテーマでお届けしたいと思いますので、奮ってご参加ください。

*****参加者の感想の一部を紹介します。*****
●東京の銭湯経営者に県出身者が多いことは聞いていたが、具体的な資料を目にして改めて納得した。
●講師の熱意が伝わり、またスライドも見やすく理解しやすかった。
●また別のテーマで(吉田様の)講演をお聞きしたい。

*****講演会の様子*****

 

【重要】8月28日(月)電話の不通について

いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
電話機交換作業のため、下記の時間帯に電話・FAXが不通になります(FAX送信データは保存されません)。

ほぼ終日となりますので、ご用件のある方はこの日を避けてご連絡ください。

 

◆日時:令和5年8月28日(月曜日)午前9時~午後4時(予定)
 

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

【重要】8月28日(月)ホームページ機能の一時停止について

いつも当館をご利用いただきありがとうございます。
システムのメンテナンスのため、下記のとおり当館ホームページの一部機能が停止します。

 

◆日時:令和5年8月28日(月曜日)午前9時~正午(予定)
◆停止する機能:当館所蔵資料の検索、「越後佐渡デジタルライブラリ」、を含む機能全般

 

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

新潟江南高校美術部生徒の作品展示について

  新潟県立文書館は、県民の皆様が新潟県の歴史とふれあう機会がもてるように努めていますが、この度新潟県立江南高校美術部の生徒の皆様にご協力いただき、美術作品によって新潟県の代表的な歴史上の人物・文化財を表現していただきました。

 この度製作していただいた作品は「上杉謙信」「前島密」「萬代橋」の3作品です。絵画だけでなく、解説文もあわせて作成してくれました。いずれも新潟県民にはなじみのある歴史的なコンテンツですが、新たな一面の発見もあることでしょう。迫力あるタッチで描かれた「新潟県の歴史」を当館にてご覧ください。

 

 製作者紹介

  上杉謙信=青木優芽さん(3年)、五十嵐菜那さん(2年)

  前島密 =石﨑あみさん(3年)、永井実杏さん(2年)

  萬代橋 =加藤芽依さん(3年)、小林歩美さん(2年)

 学校行事や定期試験の合間を縫って、歴史について学んだり現地調査するなどしながら約4か月間の期間を費やして製作していただきました。ありがとうございました。

 

上杉謙信(1階 エントランス)

 

前島密(2階 閲覧室)

 

萬代橋(2階 閲覧室)

古文書初級解読講座(夏季)を開催しました

 古文書初級解読講座(夏季)を、6月30日(金)・7月14日(金)にAコース、7月5日(水)・7月12日(水)にBコースで、計4日間開催しました。どちらのコースにも多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。
 古文書初級解読講座は、比較的読み易いくずし字の解読演習と時代背景の解説を行う講座です。くずし字に慣れ親しんで、少しでも多くのくずし字を読めるようになりたい方を念頭において、講座を実施しています。
 今回の講座では、近世(江戸時代)の奉公人についてを教材とし、給料や決めごと、奉公中におこした事件などを一紙文書から読み解いていきました。史料から当時の人々の生活の様子がうかがえたでしょうか。
 受講生の皆様、2日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。

=====参加者の感想の一部を紹介します=====
■江戸時代も現代も、勤め人には同じような問題が起こるものだなあ…と、親近感がわき、サラリーマンの悲哀を感じつつ 受講いたしました。取り扱う資料が毎回たいへんユニークで興味深く、講師の選択眼とセンスにいつも感心しています。

■現代の生活の中でも目にすることがある昔の記述(碑文など)が読めると、街あるきで神社仏閣を訪ねた際に役に立つかなと思いました。

■先生が教え方が丁寧。落ち着いて対処していただける。拡大された資料(A3版)は読みやすい。

■くずし字は今もってわからない。機会があれば文書館を活用し、古文書に触れてゆきたい。

=====講座の様子=====

 

越後佐渡ヒストリア第102話を掲載しました

 第102話は江戸時代越佐の囲碁・将棋事情です。

 藤井聡太7冠(令和5年6月現在)の活躍により将棋界が盛り上がっていますが、江戸時代越佐でも負けないくらいに棋界が盛り上がっていました。今回は当時の様子を垣間見られる史料を紹介します。

 

 越後佐渡ヒストリア第102話は、こちらをご覧ください。

はじめての古文書講座(春季)を開催しました

 5月10日(水)・17日(水)・24日(水)に、「はじめての古文書講座(春季)」を開催しました。
 当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。まずは『いろは覚』で多様な平仮名を確認し、『越後摘誌』や『越後土産』などの県内ゆかりの資料を紹介しながら、古文書を身近に感じていただきました。そのうえで、『往来手形』や『北越雪譜』、『人相書』といった様々な文書の解読に挑戦しました。また、解読と並行して辞書や練習用テキストの紹介もさせていただきました。
 受講生の皆様、3日間にわたりご参加いただきありがとうございました。
 

<参加者の感想の一部を紹介します>
●北越雪譜等、身近な教材から入れ、よく分かりました。漢字はむずかしかった。

●なかなか大変でしたが楽しく3日間学べました。ありがとうございました。今後も続けたいと思います。

●講師の先生が間違っていても広い心で受け止め、誉めて下さるので楽しく学ぶことができました。

 

<講座の様子>

 

【重要】特別整理期間休館について

新潟県立文書館では特別整理期間といたしまして以下の期間を臨時休館とさせていただきます。
利用者のみなさまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

特別整理期間により休館

6月12日(月曜日)~19日(月曜日)