R6年度古文書初級解読講座(夏季)を開催しました【解読解答・家系図(修正版)付き】

 古文書初級解読講座(夏季)を、7月17日(水)・24日(水)・31日(水)の、計3日間開催しました。多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。
 古文書初級解読講座は、比較的読み易いくずし字の解読演習と時代背景の解説を行う講座です。くずし字に慣れ親しんで、少しでも多くのくずし字を読めるようになりたい方を念頭において、講座を実施しています。
 今回の講座では、近世(江戸時代)のある村で実際に発生した変死事件と、被害者の家族や村の人々の行動を一紙文書から読み解いていきました。史料から当時の人々の生活の様子がうかがえたでしょうか。
 受講生の皆様、3日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。

 講座で出た質問につきまして職員で調べた結果、修正した解読解答と、家系図を以下に掲載しましたので、ぜひご覧ください!

 

 *詳しくはこちら R6夏初級解読解答(1日目).pdf  

          R6夏初級解読 解答(2日目).pdf

          R6夏初級解読解答(3日目).pdf

          家系図訂正.pdf

=====参加者の感想の一部を紹介します=====
■サスペンス劇場の趣でした。ドラマ化できる内容です。江戸時代も現代も、人間関係のゆがみがきっかけとなり犯罪が起こると思うと、やるせなさを禁じえません。このような「調査報告書」が現存することにより、当時の人々がリアルに想起され、読み解きが大変面白かったです。

■講座の内容で事後に訂正したものを、公式ウェブサイトに記載していただけるとありがたいです。

■地元の文書を読むのは楽しいです。

■当時の風習や、人々の「生」の心が伝わり、興味深いです。

=====講座の様子=====