文書館のお知らせ

【9月26日(月曜日)】ホームページの一部機能停止のお知らせ

いつも当館をご利用いただきありがとうございます。

法定電気設備点検にともなう停電のため、下記の時間帯に当館ホームページの一部機能が停止します。

  • 日時:令和4年9月26日(月曜日)午前8時~午後2時まで(予定)
  • 停止する機能:当館所蔵資料の検索、「越後佐渡デジタルライブラリ」

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

古文書解読講座(夏季)を開催しました

古文書解読講座(夏季)を、8月17日・24日(水曜日)に開催しました。多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。

古文書解読講座は、ある程度の古文書解読の知識・技能をお持ちの方を対象とした講座です。やや難解な文章や文字を題材に、講座を実施しています。

今回の講座では、佐渡金銀山の歴史に関わる史料を教材として解読を進め、史料を通して佐渡奉行と山師の関係についても解説させていただきました。テキストが様式の定まらない手紙文でありましたので、解読に苦労された方も多かったようですが、受講生の皆様には意欲的に取り組んでいただきました。

世界文化遺産への登録は来年以降に持ち越しとなりましたが、講座を通して知ったことをもとに、改めて佐渡金銀山を訪ねてみるのも面白いのではないでしょうか。2日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。

参加者の感想の一部を紹介します。

  • 難しいですが、当時の人の書いた文書で息遣いを感じます。
  • 佐渡金銀山の古文書は初めて見た。歴史が好きで大久保長安のことを読んだことがあったので、今回の教材はとても興味深かった。
  • 手紙文はくせがありすぎて読めなかった。
  • 今回の資料を読み下すのは難しかったが、今後も研鑽を重ねて読み下しができるようになりたい。

<講座の様子>
講座の様子1の画像講座の様子2の画像

古文書初級解読講座(夏季)を開催しました

古文書初級解読講座(夏季)を、6月29日(水曜日)・7月6日(水曜日)にAコース、7月1日(金曜日)・7月8日(金曜日)にBコースで、計4日間開催しました。どちらのコースにも多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。

古文書初級解読講座は、比較的読み易いくずし字の解読演習と時代背景の解説を行う講座です。くずし字に慣れ親しんで、少しでも多くのくずし字を読めるようになりたい方を念頭において、講座を実施しています。

今回の講座では、「越後土産」や「北越雪譜」といった和本をテキストにしてみました。受講者の中には変体仮名に苦労した方もいたようですが、読み進めるにしたがって、当時の人々の息吹を感じられたのではないでしょうか。

受講生の皆様、暑いなか2日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。

参加者の感想の一部を紹介します。

  • 古い新潟の産物が知れて興味深かったです。
  • 「和本」に興味があり、ようやく受講できて楽しかったです。又お願いします。
  • 暑い季節に読む「北越雪譜」は、一面の雪景色の情景を想起させ、涼しさを誘ってくれるようでなかなか粋だなと思いました。
  • 「北越雪譜」は漢字がきれいで、変体仮名をしっかり覚えてまたゆっくり自分で読んでみたいと思いました。

<講座の様子>

講座の様子1の画像 講座の様子2の画像

はじめての古文書講座(春季)を開催しました

5月12日(木曜日)・19日(木曜日)・26日(木曜日)に、「はじめての古文書講座(春季)」を開催しました。

当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。古文書の形態や用途を学習した後、よく使われる表現、間違いやすい文字などを細かく確認しました。そして、往来手形や北越雪譜、人相書といった様々な文書の解読に挑戦しました。

受講生の皆様、3日間にわたりご参加いただきありがとうございました。

今年度の「はじめての古文書講座」は、秋季にもう一度企画しております。ホームページをご覧になって興味を持っていただいた方、次回の参加をお待ちしております。

参加者の感想の一部を紹介します

  • 北越雪譜や人相書など、読みやすそうなものから練習したいと思います。ありがとうございました。
  • 分かりやすく、丁寧に講義を進められているので、何とかついていっている感じがします。これからも続けて学びたいと思います。
  • むずかしかったけど、面白かったです。

<講座の様子>

講座の様子1の画像 講座の様子2の画像

「文書館だより35号」と「文書館だより36号」を発行しました

今年度発行した「文書館だより第35号」と「文書館だより第36号」を掲載します。

「文書館だより第35号」では、巻頭記事の「越後佐渡おもしろ歴史ばなし」で、17世紀中頃に宣伝用のパンフレットとして作成された番付について紹介しています。

「文書館だより第36号」では、江戸時代を奔放に生きた女性にスポットを当て、彼女の残した書状からその生涯を追っています。また、今年度実施した特別企画展の展示資料の紹介、次年度(令和4年度)の文書館主催講座一覧も掲載しています。