文書館のお知らせ

はじめての古文書講座(冬季)の様子を紹介します

1月15日(水曜日)・22日(水曜日)・29日(水曜日)に、「はじめての古文書講座(冬季)」を開催しました。

当講座は、古文書の解読にはじめて取り組む方のための講座で、古文書の基礎知識を学んでいきます。古文書の形態や用途を学習した後、よく使われる表現、間違いやすい文字などを細かく確認しました。そして、往来手形や人相書といった様々な文書の解読に挑戦しました。

受講生の皆様、3日間にわたりご参加いただきありがとうございました。

今年度の「はじめての古文書講座」は、今回で終了となります。来年度も多くの方からの参加をお待ちしております。

<講座の様子>

講座の様子1の画像 講座の様子2の画像

越後佐渡ヒストリア第90話を掲載しました

越後佐渡ヒストリア第90話は「日露戦争にかけた山際シキの願い」です。

明治37年(1904年)2月に始まった日露戦争には、日本から約100万人が兵士として動員されました。その中の1人として、西蒲原郡木場村(現新潟市西区)から山際和雄が出征しました。山際家は江戸時代には庄屋をつとめた旧家で、父の七司(しちじ)は自由民権運動家として著名でした。和雄の妹シキは、激励の手紙を戦地の和雄に送り続け、兄を鼓舞するとともに、自らも国のために尽くす決意を述べています。また、翌年戦争終結を望む講話論が広まると、これを批判しています。

なぜ、当時25歳だったシキがこれほど強硬になれたのでしょうか。彼女が日露戦争にかけた願いを、ぜひご覧ください。

越後佐渡ヒストリア第90話は、こちらをご覧ください。