文書館のイベント

第1回歴史講演会を開催します(ご案内)

 新潟県立文書館では、第1回歴史講演会を開催します(広報用ポスター(PDF形式・1549KB))。

 今回は、上越教育大学の畔上直樹教授をお招きし、「戦前期の地域社会と「村の鎮守」―柏崎市新道鵜川神社文書を読み解く―」と題してご講演をいただきます。

 神社合祀の動きは、明治政府が天皇を元首とする国家体制の構築を目指したことを背景に、特に日露戦争後に推し進められました。

 本講演では、戦前の神社合祀のありかたを通じて、地域社会が神社とともに歩んだ歴史を考察します。

 また、講演に際して、当館所蔵の神社明細帳も参考資料としてテーマの理解を深めます。

 私たちの身近にある神社の姿を別角度から見直すことで、地域の歴史を新たに捉え直す機会となることを期待しています。

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 なお、お申し込みに際してお持ちのスマートフォンなどで、QRコードを読み取り簡易にお申し込みをいただけます。その他メールやお電話などでもお申し込みいただけます。

 

期日
令和7年9月20日(土曜日)

会場
県立文書館 ホール

時程
13時00分~13時30分 受付
13時30分~15時20分 講演
15時20分~15時30分 質疑応答

定員
180名

演題
戦前期の地域社会と「村の鎮守」―柏崎市新道鵜川神社文書を読み解く―

講師
上越教育大学大学院学校教育研究科 教授 畔上 直樹 氏

申込期間
8月20日(水曜日)~9月17日(水曜日)

方法
電子申請(QRコード、URL(申込フォームはこちら)より)
来館
電話
Fax
Eメール

備考
来館・電話での受付は午前9時30分~午後5時までです。
定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。

その他
受講料、資料代は無料
聴覚に不自由があり、手話通訳をご希望される場合は、派遣依頼の都合上、8月31日(日曜日)までお問い合わせください。

 

古文書輪読会を開催しています

 令和7年度の古文書輪読会を開催します。

 「江戸時代の日記を読む(頚城郡田村組大肝煎笠原家文書「天保十年 公私日暦」)」をテーマ・題材とし、月に1回のペースで計8回にわたって、江戸時代の日記を輪読します。講座受講を通じて、主体的な解読演習を通して古文書解読力の向上を目指すとともに、地域レベルの指導者養成を目指します(R7古文書輪読会ポスター.pdf)。

 ある程度の古文書解読経験がある方、完走する意欲がある方を対象とします(定員20名)。

 県民の皆様のご参加をお待ちしております。

 

※会場:県立文書館 大研修室

※日程:各日とも 13:00~13:30 受付  13:30~15:30 講座 

※期日:令和7年6月17日(火)、7月16日(水)、8月20日(水)、10月8日(水)、11月19日(水)、12月17日(水)、

    令和8年1月14日(水)、2月25日(水)(全8回)

 

【お申し込み方法】

 電話もしくは、来館にてお申し込みください。古文書解読経験の有無などお知らせください。

※講座申込みの受付時間は、午前9時 30 分から午後5時までです。

※先着順で、定員は20名です。

 
【お申込み受付期間】
令和7年5月20日(火)~ 6月13日(金)

(6月9日~13日は特別整理期間休館のため、電話による受付のみとなります。)

【受講料その他】
受講料は無料です。ただし、初回に資料代として500円をご負担いただきます。
当日受付で資料を受け取られる際にお支払いください。

鉛筆、消しゴム、くずし字辞典(お持ちであれば)をご用意ください。


【お申込み・お問い合わせ先】
新潟県立文書館
●住所:新潟市中央区女池南 3-1-2
●電話:025-284-6011

 

 

令和7年度 第1回企画展を開催しています

令和7年度の企画展は、「近代の戦争と新潟」と題し、以下の日程で開催する予定です。

第1回 北越戊辰戦争と越後の人々 5月27日(火)~9月15日(月)
第2回 徴兵制(日清戦争の時代を中心に)(仮)

9月17日(水)~10月19日(日)

11月11日(火)~1月25日(日)

第3回 日露戦争(仮) 1月27日(火)~翌年5月中旬まで
特別企画展 十五年戦争と県民の暮らし(仮) 10月21日(火)~11月9日(日)

 2025年は日清戦争終結から130年、日露戦争終結からは120年、第二次世界大戦終結からは80年にあたります。これらの時期の県民の暮らしを示す歴史資料を通して、県民にとって近代戦争とは何であったのかを考えるきっかけになればと思います。

 第1回企画展は、戊辰戦争の文書群を取り上げます。
 慶応4年(明治元年、1868)に戊辰戦争が起こりましたが、そのなかでも最大の激戦となったのが越後を舞台とした北越戊辰戦争でした。新潟県の歴史において県域で地上戦が行われたのは、上杉謙信死後の後継者争いである御館の乱(1578~79)及び関ヶ原の戦いの前哨戦である越後一揆(1600)以来のことでした。300年近くにわたって戦争を経験していなかった越後の人々が戦争に巻き込まれ、犠牲者も出ています。
 北越戊辰戦争は新潟県史上まれにみる壮絶な戦乱であったことは想像に難くありません。本企画展では、当館の収蔵資料を用い、越後の人々の視点から北越戊辰戦争をとり上げます。

 当時の歴史資料が1階エントランスホールと2階文書館閲覧室に展示してあります。戊辰戦争関係資料は、閲覧希望を出せば手に取ってご覧いただけます。この機会にぜひ文書館にお越しください!

令和6年度 第4回企画展を開催しました(お礼)

令和6年度の企画展は「越後・佐渡の旧家資料より~文書群から地域の歴史を知る~」と題し、当館に寄贈・寄託されている文書群を上中下越・佐渡の各地から精選し、地区ごとの全4回にわたって紹介します。

 

 第4回企画展は、上越編。

「戸長役場文書に見る近代自治の萌芽」と題して、エントランスホールと閲覧室に歴史資料を展示します。

 展示されるのは上越地域の文書群から「中頸城郡田村組大庄屋笠原家文書」(請求記号:E2307)と「中頸城郡梶村大瀧家文書」(請求記号:F86)を取り上げます。両家は明治維新後、明治21年(1888)の市制・町村制公布まで、村をとりまとめる戸長という役職を務めました。戸長役場は戸長の自宅を兼ねることがあったため、戸長を務めた家には、戸長の仕事や当時の地域の様子を伺うことができる文書が残っていることがあります。

 私たちの住む地域のルーツは一体どうなっていたのでしょうか?

 両家の文書群は、閲覧希望を出せば手に取ってご覧いただけます。この機会にぜひ文書館へお越しください!

 

【1階エントランスホール】

  

【2階文書館閲覧室】

令和6年度 第3回企画展を開催しました(お礼)

 令和6年度の企画展は「越後・佐渡の旧家資料より~文書群から地域の歴史を知る~」と題し、当館に寄贈・寄託されている文書群を上中下越・佐渡の各地から精選し、地区ごとの全4回にわたって紹介します。

 

 第3回企画展は、中越編。

「江戸の村と明治の村 -村の成立から解体・合併への道程-」と題して、エントランスホールと閲覧室に歴史資料を展示します。

 展示されるのは魚沼地域の文書群から「北魚沼郡堀之内組大庄屋宮家文書」(請求記号:E2410)と「北魚沼郡池ノ平村桜井家文書」(請求記号:F53)を取り上げます。両家の資料を総合すると、江戸から明治における村の変化をよくうかがうことができます。

 私たちの住む地域のルーツは一体どうなっていたのでしょうか?

 両家の文書群は、閲覧希望を出せば手に取ってご覧いただけます。この機会にぜひ文書館へお越しください!

 

【1階エントランスホール】

  

【2階文書館閲覧室】