文書館のイベント

はじめての古文書講座(春季)を開催します

 『はじめての古文書講座』は、古文書読解に初めて取り組む方を対象にした講座です。少人数のクラスで、気軽に質問をしながら学べます。本物の古文書に触れることもできます。古文書の基礎知識と、数字、年号、干支、方角等の語句や、「御座候(ござそうろう)」等のよく使われる表現を学びます。

期日
令和6年5月15日、22日、29日(水曜日):全3回

13時30分~15時30分(受付13時~)

会場
新潟県立文書館大研修室(新潟市中央区女池南3-1-2)

講師
井上 信(新潟県立文書館主任研究員)

定員
15名

注意:定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。

   また、当講座を受講したことがない方を優先とさせていただきます。

受講料
無料

注意:ただし、資料代として100円が必要です。

申込方法
直接来館、またはお電話でのお申込みのみとさせていただきます。

受付期間:4月16日(火曜日)~5月14日(火曜日)
受付時間:平日の午前9時30分~午後5時
詳しくはこちらのチラシをご覧ください

R6はじめての古文書講座春(ちらし).pdf(929kb)

第4回企画展を開催しています

 令和5年度の企画展は全4回にわたり「過去からの手紙~古文書と資料が語る昔の人々の生活~」と題して、文書館所蔵資料の中から近世・近代(江戸~明治・大正)の人々の生活・日常に関する話題を紹介していきます。

 江戸時代にはすべての人々が全国いずれかの寺院の檀徒となるよう定められていました。どの宗派、どの寺院に属しているかは『宗門人別帳』に記載され、一冊は役所に提出し、もう一冊は控えとして村に残されました。もとはキリシタンを取り締まるためのものでしたが、次第に戸口調査としての役割も果たすようになりました。婚姻や出稼ぎ、養子縁組などによる人員の異動や出生、死亡の記録が残されており、紙資料としてなかなか残りにくい庶民の生活を知る大きな手掛かりとなります。

 第4回企画展では「家の足跡-宗門人別帳と遺言状から見える家の相続-」と題しまして、宗門人別帳に加え遺言状を読み解くことで、江戸時代の相続について紹介します。いわば江戸時代の「終活」です。

 展示期間は令和6年2月20日(火)から5月12日(日)です。

 

1階エントランス

 

2階閲覧室

 

 

第3回企画展を開催しました

 令和5年度の企画展は全4回にわたり「過去からの手紙~古文書と資料が語る昔の人々の生活~」と題して、文書館所蔵資料の中から近世・近代(江戸~明治・大正)の人々の生活・日常に関する話題を紹介していきます。

 旧家に古文書調査に伺うと、「うちには借金証文しかなくて」と言われることがよくあります。このことは他の文書を差し置いても、貸借関係の当事者にとって格別大切な証拠書類として伝えられてきたことを示しています。借主にとっては借りたお金を確かに返済したことの証明として、貸主にとってはまだ返済されず貸借関係が継続されていることの証明として重要でした。

 第3回企画展では「借金証文にみる人々の暮らし」と題しまして、借金証文を通して、江戸から明治期における人々の暮らしを垣間見てゆきました。

 

 展示期間は11月21日(火)から令和6年2月18日(日)でした。

  

 

1階 エントランス

 

 

2階 閲覧室

第2回歴史講演会を開催します(終了)

 新潟県立文書館では、第2回文書館歴史講演会「越後上杉房定と関東」を開催します。

 昨年までは「文書館歴史講座」の名称で開催していましたが、今年度より「文書館歴史講演会」へと名称を変更しています。同様の企画と考えていただいて結構です。

 戦国時代前半に越後国の守護であったのが上杉房定です。関東への出兵というと戦国時代後半の上杉謙信が有名ですが、房定も関東の上杉一族を援助するために関東へ出兵しました。当館寄託の「善照寺文書」も用いながら、房定の関東出兵を中心に講演していただきます。

 

 1 講演題  「越後上杉房定と関東」
 
 2 講 師  森田 真一 氏 (群馬県立歴史博物館 主幹・学芸員)


 3 日 時  令和6年3月2日(土)午後1時30分~午後3時30分(受付 午後1時~)

         
 4 会 場  県立文書館ホール(新潟市中央区女池南3-1-2)


 5 定 員  180名 ※定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。
                                 
 6 受講料  無料


 7 申込方法 来館、電話、FAX、Eメールのいずれかで、新潟県立文書館へお申込みください。
 
 8 申込受付期間   令和6年2月2日(金)~3月1日(金)
            ※受付時間は午前9時30分~午後5時までです。
            

        ☆詳しくは<第2回歴史講演会チラシ.pdf>(PDF:540KB)をご覧ください。

文書館講座Ⅱを開催します(終了)

 新潟県立文書館では、今年度からの新たな試みとして「文書館講座」を開催します。当館所蔵の資料を活用し新潟県の歴史を深く掘り下げていく講座で、テーマや開催方法は毎回異なります。

 第2回目の文書館講座Ⅱは、「明治の政治家 鈴木昌司の足跡」を演題とし、2月7日(水)に開催します。

 今回は古文書の「解読」をする講座ではなく、歴史資料や時代背景を解説する「教養」的な講座となっておりますのでご注意ください。

 

1 テーマ

「明治の政治家 鈴木昌司の足跡」
 

2 期 日

 令和6年2月7日(水)

   13:30~15:30 ※受付開始は13:00から

 

3 会 場

 新潟県立文書館大研修室(新潟市中央区女池南3-1-2)

 

4 講 師

 井上 信 (新潟県立文書館主任文書研究員)

 

5 定 員

 45名 ※定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。
           
     

6 受講料

 受講料は無料ですが、資料代として100円が必要です。

 

7 申込方法

 来館、電話、FAX、メールで、新潟県立文書館までお申し込みください。

  ※受付期間 令和6年1月9日(火)~令和6年2月6日(火)
  ※受付時間 9:30~17:00まで

 

☆詳しくはR5年度文書館講座(冬)ちらし改.pdf(PDF形式:443KB)をご覧ください。