文書館のイベント

令和8年度 古文書解読講座(夏季)を開催します(受付終了)

※当講座の申込受付は終了しました。

 古文書解読講座(夏季)を、新潟県民の皆様を対象として、日程別に2コースにわけて開催します。
 内容は、「明治期における飯豊山神社の所属県確定に関わる古文書を読み解く」として、くずし字(筆文字)の判読や当時の歴史的背景の解説を交えながら、その文書に書かれた内容を解読することを通じて、「文書等」の保存・活用の意義について理解向上を図ることを目指します。
 お申込みの詳細につきましては下記のとおりです。あわせて配布チラシもご覧ください。
 県民の皆様のご参加をお待ちしております。


期日
Aコース:令和8年7月1日(水)、7月15日(水)
Bコース:令和8年7月3日(金)、7月17日(金)

会場
県立文書館 大研修室

日程
13:00~13:30 受付
13:30~15:30 講座  ※途中10分間の休憩をとります。

対象
一般県民(各コースとも定員45名)
※古文書解読の基礎として、変体仮名や候文、くずし字の解読について一定の経験のある方を対象としています。

講師
坂上 千尋 (県立文書館職員)

内容・テーマ
明治期における飯豊山神社の所属県確定に関わる古文書を読み解く

申込
電子申請システム(左のリンクまたは、右のQRコードより)、Eメール(①当講座の受講を希望する旨、②お名前(ふりがな)、③電話番号(連絡先)、④ご希望のコースを記載してください)にてお申込みください(※ご不明な場合は、当館までお問い合わせください)。
定員に達した場合は受付を終了させていただきます。

申込期間
5月27日(水)9:30~6月29日 (月)15:00(参考)6月1日~22日は特別整理期間休館

受講料その他
受講料は無料です。資料代として100円をご負担ください(現金のみ)。当日受付で資料を受け取られる際にお支払いください。
講座中の様子は、記録、広報(当館HPへの掲載等)のため撮影いたします。予めご了承ください。
鉛筆、消しゴム、くずし字辞典(お持ちであれば)をご用意ください。

【お問い合わせ先】
新潟県立文書館
〒950-8602 新潟県新潟市中央区女池南3丁目1番2号
TEL 025-284-6011
E-MAIL archives@mail.pref-lib.niigata.niigata.jp

書籍紹介 エイミー・スタンリー著『将軍の都の客人 越後の寺娘・常野、江戸を訪う』(みすず書房)

 当館所蔵「林泉寺文書」に関する研究をもとに生まれた歴史書を紹介します。

 著者のエイミー・スタンリー氏は、日本近世・近代史や女性・ジェンダー史を専攻され、現在はアメリカのノースウェスタン大学歴史学部教授として活躍される、気鋭の歴史学者です。

 林泉寺文書(E9806)は、越後国頸城郡石神村(当時)の浄土真宗林泉寺で歴代の住職が書き継ぎ、保存してきた古文書で、寛文二年(1662)から昭和七年(1932)までの、2908点からなる文書群です。スタンリー氏は、19世紀前半に実在した林泉寺住職の娘・常野(つねの)とその家族をめぐる書簡に注目されました。

 多くの女性が家長に決められた相手と結婚していた、江戸時代。三度の離婚を経験した常野は、36歳の秋、江戸へ出奔します。封建社会で「自由」を求めた彼女の行く末は…。スタンリー氏の綿密な史料考証と丹念なフィールドワークによって、常野を主人公に当時の越後と江戸の人々のくらしがリアルに再現されたこの本は、当館閲覧室にあります。

 また、当館ウェブサイト「インターネット古文書講座」9回、そして12回から15回に、常野にまつわる書簡が公開されています(解説付き)。これらの書簡は当館閲覧室で手続きをしていただければ、実物を手に取ってご覧いただけます。ぜひ、この機会に当館に足をお運びください。