文書館のイベント

第4回企画展を開催しています

 令和5年度の企画展は全4回にわたり「過去からの手紙~古文書と資料が語る昔の人々の生活~」と題して、文書館所蔵資料の中から近世・近代(江戸~明治・大正)の人々の生活・日常に関する話題を紹介していきます。

 江戸時代にはすべての人々が全国いずれかの寺院の檀徒となるよう定められていました。どの宗派、どの寺院に属しているかは『宗門人別帳』に記載され、一冊は役所に提出し、もう一冊は控えとして村に残されました。もとはキリシタンを取り締まるためのものでしたが、次第に戸口調査としての役割も果たすようになりました。婚姻や出稼ぎ、養子縁組などによる人員の異動や出生、死亡の記録が残されており、紙資料としてなかなか残りにくい庶民の生活を知る大きな手掛かりとなります。

 第4回企画展では「家の足跡-宗門人別帳と遺言状から見える家の相続-」と題しまして、宗門人別帳に加え遺言状を読み解くことで、江戸時代の相続について紹介します。いわば江戸時代の「終活」です。

 展示期間は令和6年2月20日(火)から5月12日(日)です。

 

1階エントランス

 

2階閲覧室

 

 

第3回企画展を開催しました

 令和5年度の企画展は全4回にわたり「過去からの手紙~古文書と資料が語る昔の人々の生活~」と題して、文書館所蔵資料の中から近世・近代(江戸~明治・大正)の人々の生活・日常に関する話題を紹介していきます。

 旧家に古文書調査に伺うと、「うちには借金証文しかなくて」と言われることがよくあります。このことは他の文書を差し置いても、貸借関係の当事者にとって格別大切な証拠書類として伝えられてきたことを示しています。借主にとっては借りたお金を確かに返済したことの証明として、貸主にとってはまだ返済されず貸借関係が継続されていることの証明として重要でした。

 第3回企画展では「借金証文にみる人々の暮らし」と題しまして、借金証文を通して、江戸から明治期における人々の暮らしを垣間見てゆきました。

 

 展示期間は11月21日(火)から令和6年2月18日(日)でした。

  

 

1階 エントランス

 

 

2階 閲覧室

第2回歴史講演会を開催します(終了)

 新潟県立文書館では、第2回文書館歴史講演会「越後上杉房定と関東」を開催します。

 昨年までは「文書館歴史講座」の名称で開催していましたが、今年度より「文書館歴史講演会」へと名称を変更しています。同様の企画と考えていただいて結構です。

 戦国時代前半に越後国の守護であったのが上杉房定です。関東への出兵というと戦国時代後半の上杉謙信が有名ですが、房定も関東の上杉一族を援助するために関東へ出兵しました。当館寄託の「善照寺文書」も用いながら、房定の関東出兵を中心に講演していただきます。

 

 1 講演題  「越後上杉房定と関東」
 
 2 講 師  森田 真一 氏 (群馬県立歴史博物館 主幹・学芸員)


 3 日 時  令和6年3月2日(土)午後1時30分~午後3時30分(受付 午後1時~)

         
 4 会 場  県立文書館ホール(新潟市中央区女池南3-1-2)


 5 定 員  180名 ※定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。
                                 
 6 受講料  無料


 7 申込方法 来館、電話、FAX、Eメールのいずれかで、新潟県立文書館へお申込みください。
 
 8 申込受付期間   令和6年2月2日(金)~3月1日(金)
            ※受付時間は午前9時30分~午後5時までです。
            

        ☆詳しくは<第2回歴史講演会チラシ.pdf>(PDF:540KB)をご覧ください。

文書館講座Ⅱを開催します(終了)

 新潟県立文書館では、今年度からの新たな試みとして「文書館講座」を開催します。当館所蔵の資料を活用し新潟県の歴史を深く掘り下げていく講座で、テーマや開催方法は毎回異なります。

 第2回目の文書館講座Ⅱは、「明治の政治家 鈴木昌司の足跡」を演題とし、2月7日(水)に開催します。

 今回は古文書の「解読」をする講座ではなく、歴史資料や時代背景を解説する「教養」的な講座となっておりますのでご注意ください。

 

1 テーマ

「明治の政治家 鈴木昌司の足跡」
 

2 期 日

 令和6年2月7日(水)

   13:30~15:30 ※受付開始は13:00から

 

3 会 場

 新潟県立文書館大研修室(新潟市中央区女池南3-1-2)

 

4 講 師

 井上 信 (新潟県立文書館主任文書研究員)

 

5 定 員

 45名 ※定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。
           
     

6 受講料

 受講料は無料ですが、資料代として100円が必要です。

 

7 申込方法

 来館、電話、FAX、メールで、新潟県立文書館までお申し込みください。

  ※受付期間 令和6年1月9日(火)~令和6年2月6日(火)
  ※受付時間 9:30~17:00まで

 

☆詳しくはR5年度文書館講座(冬)ちらし改.pdf(PDF形式:443KB)をご覧ください。

第2回企画展を開催しました

 令和5年度の企画展は全4回にわたり「過去からの手紙~古文書と資料が語る昔の人々の生活~」と題して、文書館所蔵資料の中から近世・近代(江戸~明治・大正)の人々の生活・日常に関する話題を紹介していきます。

 数年にわたるコロナ禍で祭りの自粛や規模縮小などの影響を受けたものが少なくありませんでしたが、従来通りの祭りが開催されることが多くなり、参加する私たちにも笑顔が戻り始めてきたのではないでしょうか。ご存知の通り県内各地の祭りには、江戸時代から受け継がれてきたものも多くあります。

 第2回企画展では「いつの時代もお祭り騒ぎ-古文書から読み解く江戸・明治時代の祭り-」と題しまして、江戸・明治時代の祭りの様子を当館の古文書を用いながら紹介しました。

 

 展示期間は8月1日(火)から10月15日(日)、11月7日(火)から11月19日(日)でした。

 10月17日(火)から11月5日(日)の間は、令和5年度特別企画展を開催しました。

 

1階 エントランス

 

2階 閲覧室

特別企画展を開催しました

 令和5年度特別企画展「絵葉書が語る近代-明治・大正・昭和の新潟-」を、10月17日(火)~11月5日(日)に開催しました。同期間中には展示だけでなく解説講座も開講し、多くの方からご参加いただきました。ありがとうございました。

【特別企画展の様子】

 

 

【解説講座の様子】

 

古文書初級解読講座(冬季)を開催します(終了)

 古文書初級解読講座(冬季)を、県立文書館で開催します。

 古文書の基礎を習得したうえでさらに慣れ親しむための講座です。今回は近世(江戸時代)の村における男女にかかわる事件をどのように解決していたのか、密通の内済証文などから見ていきます。

 Aコース、Bコースともに同じ内容で行います。いずれかご都合のつくコースを選び、お申し込みください。

 多くの方の参加をお待ちしております。
 
1 テーマ

  -古文書から見る江戸時代の男女-
 

 2 期 日 

   Aコース:令和5年12月6日(水)、13日(水)
   Bコース:令和5年12月8日(金)、15日(金)
               ※Aコース・Bコースいずれも2回連続講座       
   13:30~15:30 ※受付開始は13:00から

 

3 会 場  

   新潟県立文書館大研修室(新潟市中央区女池南3-1-2)

  

4 講 師

   坂上 千尋(新潟県立文書館職員)

 

5 定 員

   いずれも45名 ※定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。
            

6 受講料  

   資料代100円が必要です。

 

7 申込方法

   来館、電話、FAX、Eメールのいずれかで新潟県立文書館までお申し込みください。

        ※受付期間 令和5年11月7日(火)~12月5日(火)
        ※受付時間 9:30~17:00まで

  

    ☆詳しくはR5初級解読(冬)ちらし.pdf(PDF:642KB)をご覧ください

はじめての古文書講座(秋季)を開催します(終了)

 『はじめての古文書講座』は、古文書読解に初めて取り組む方を対象にした講座です。少人数のクラスで、気軽に質問をしながら学べます。本物の古文書に触れることもできます。古文書の基礎知識と、数字、年号、干支、方角等の語句や、「御座候(ござそうろう)」等のよく使われる表現を学びます。

期日
令和5年11月8日、15日、22日(水曜日):全3回

13時30分~15時30分(受付13時~)

会場
新潟県立文書館制作演習室(新潟市中央区女池南3-1-2)

講師
山沢 拓見(新潟県立文書館職員)

定員
15名

注意:定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。

   また、当講座を受講したことがない方を優先とさせていただきます。

受講料
無料

注意:ただし、資料代として100円が必要です。

申込方法
直接来館、またはお電話でのお申込みのみとさせていただきます。

受付期間:10月6日(金曜日)~11月7日(火曜日)
受付時間:平日の午前9時30分~午後5時
詳しくはこちらのチラシをご覧ください

R5はじめて(秋)チラシ.pdf(PDF形式:384KB)

特別企画展および解説講座を開催します(終了)

 新潟県立文書館では、令和5年10月17日(火曜日)~11月5日(日曜日)まで、令和5年度特別企画展「絵葉書が語る近代-明治・大正・昭和の新潟-」を開催します。

 明治・大正など近代初頭の絵葉書には時事的性格のものが多く存在し、大きな出来事を視覚的に報道する最先端のメディアでもありました。当館所蔵の1,500点を超える絵葉書から厳選し、テーマごとに展示して時代背景や絵葉書が果たした役割を解説しながら、近代の様子を紐解いていきます。

 開催にあわせて、展示品や発行当時の様子について解説する「特別企画展解説講座」を開講します。展示しきれなかった資料についても触れる予定ですので、こちらもふるってご参加ください。

☆特別企画展詳細はこちら→令和5年度特別企画展.pdf(PDF形式:1,288KB)

 

「特別企画展解説講座」
1.講師
岡村智紀(新潟県立文書館主任文書研究員)

2.日時
A:令和5年10月25日(水曜日)午後1時30分~午後2時30分(受付午後1時~)

B:令和5年11月2日(木曜日)午後1時30分~午後2時30分(受付午後1時~)

※A・Bともに同一内容となります。

3.会場
県立文書館大研修室(新潟市中央区女池南3-1-2)

4.定員
45名

注意:定員に達した場合、申込受付を締め切らせていただきます。

5.受講料
無料

6.申込方法
来館、電話、ファクス、Eメールのいずれかで、新潟県立文書館へお申込みください。

7.申込受付期間
令和5年9月22日(金曜日)~令和5年11月1日(水曜日)

注意:受付時間は午前9時30分~午後5時までです。

☆解説講座詳細はこちら→令和5年度特別企画展解説講座チラシ.pdf(PDF形式:815KB

第1回歴史講演会を開催します(終了)

 新潟県立文書館では、第1回文書館歴史講演会「東京の銭湯と新潟県」を開催します。

 昨年までは「文書館歴史講座」の名称で開催していましたが、今年度より「文書館歴史講演会」へと名称を変更しています。同様の企画と考えていただいて結構です。

 人びとに癒しと憩いの空間を与える銭湯、その経営者の多くは石川県と富山県、そして新潟県出身者でした。銭湯の廃業と世代交代が進むなか、そうした歴史は忘れられつつあります。本講演では、新潟県に残された石造物から銭湯経営者の軌跡を追いかけます。

 

 1 講演題  「東京の銭湯と新潟県 -石造物に刻まれた経営者の軌跡-」
 
 2 講 師  吉田 律人(りつと) 氏 (横浜都市発展記念館 主任調査研究員)


 3 日 時  令和5年9月9日(土)午後1時30分~午後3時30分(受付 午後1時~)

         ※年度当初の予定(9/16開催)から変更してます。


 4 会 場  県立文書館ホール(新潟市中央区女池南3-1-2)


 5 定 員  180名 ※定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。
                                 
 6 受講料  無料


 7 申込方法 来館、電話、FAX、Eメールのいずれかで、新潟県立文書館へお申込みください。
 
 8 申込受付期間   令和5年8月9日(水)~9月8日(金)
            ※受付時間は午前9時30分~午後5時までです。
            


        ☆詳しくは<R5夏季歴史講演会(チラシ).pdf>をご覧ください。