文書館のイベント

古文書輪読会を開催しています

 令和7年度の古文書輪読会を開催します。

 「江戸時代の日記を読む(頚城郡田村組大肝煎笠原家文書「天保十年 公私日暦」)」をテーマ・題材とし、月に1回のペースで計8回にわたって、江戸時代の日記を輪読します。講座受講を通じて、主体的な解読演習を通して古文書解読力の向上を目指すとともに、地域レベルの指導者養成を目指します(R7古文書輪読会ポスター.pdf)。

 ある程度の古文書解読経験がある方、完走する意欲がある方を対象とします(定員20名)。

 県民の皆様のご参加をお待ちしております。

 

※会場:県立文書館 大研修室

※日程:各日とも 13:00~13:30 受付  13:30~15:30 講座 

※期日:令和7年6月17日(火)、7月16日(水)、8月20日(水)、10月8日(水)、11月19日(水)、12月17日(水)、

    令和8年1月14日(水)、2月25日(水)(全8回)

 

【お申し込み方法】

 電話もしくは、来館にてお申し込みください。古文書解読経験の有無などお知らせください。

※講座申込みの受付時間は、午前9時 30 分から午後5時までです。

※先着順で、定員は20名です。

 
【お申込み受付期間】
令和7年5月20日(火)~ 6月13日(金)

(6月9日~13日は特別整理期間休館のため、電話による受付のみとなります。)

【受講料その他】
受講料は無料です。ただし、初回に資料代として500円をご負担いただきます。
当日受付で資料を受け取られる際にお支払いください。

鉛筆、消しゴム、くずし字辞典(お持ちであれば)をご用意ください。


【お申込み・お問い合わせ先】
新潟県立文書館
●住所:新潟市中央区女池南 3-1-2
●電話:025-284-6011

 

 

古文書初級解読講座(夏季)を開催しています

 古文書初級解読講座(夏季)を、新潟県民の皆様を対象に2コースにわけて開催します。

 Aコースは、6月25日(水)、7月2日(水) 、Bコースは、6月27日(金)、7月4日(金)で各コースとも同内容で2日間の開催となります。

 内容は、「近世文書を読み解く」をテーマに、所蔵文書を題材にくずし字(筆文字)の判読や当時の歴史的背景の解説を交えながら、その文書に書かれた内容を解読することを通じて、「文書等」の保存・活用の意義について理解向上を図ることを目指します(R7初級解読講座(夏季)ポスター.pdf)。

 県民の皆様のご参加をお待ちしております。

※会場:県立文書館 大研修室

※日程:各日とも 13:00~13:30 受付  13:30~15:30 講座 

 

【お申し込み方法】

Eメール・FAX・電話及び来館によりお申し込みください。
お申込みの際は、お名前(ふりがな)、電話番号(連絡先)をお伝えください。

※講座申込みの受付時間は、午前9時 30 分から午後5時までです。

※先着順で、定員は45名です。

【受講料】
受講料は無料です。ただし、初回に資料代として100円をご負担いただきます。
当日受付で資料を受け取られる際にお支払いください。


【お申込み受付期間】
令和7年5月20日(火)~ 6月 24日(火)

(6月9日から16日は特別整理期間で休館です。この間は来館でのお申し込みはできませんので、ご注意ください。)


【お申込み・お問い合わせ先】
新潟県立文書館
●住所:新潟市中央区女池南 3-1-2
●電話:025-284-6011

 

 

令和7年度 第1回企画展を開催しています

令和7年度の企画展は、「近代の戦争と新潟」と題し、以下の日程で開催する予定です。

第1回 北越戊辰戦争と越後の人々 5月27日(火)~9月15日(月)
第2回 徴兵制(日清戦争の時代を中心に)(仮)

9月17日(水)~10月19日(日)

11月11日(火)~1月25日(日)

第3回 日露戦争(仮) 1月27日(火)~翌年5月中旬まで
特別企画展 十五年戦争と県民の暮らし(仮) 10月21日(火)~11月9日(日)

 2025年は日清戦争終結から130年、日露戦争終結からは120年、第二次世界大戦終結からは80年にあたります。これらの時期の県民の暮らしを示す歴史資料を通して、県民にとって近代戦争とは何であったのかを考えるきっかけになればと思います。

 第1回企画展は、戊辰戦争の文書群を取り上げます。
 慶応4年(明治元年、1868)に戊辰戦争が起こりましたが、そのなかでも最大の激戦となったのが越後を舞台とした北越戊辰戦争でした。新潟県の歴史において県域で地上戦が行われたのは、上杉謙信死後の後継者争いである御館の乱(1578~79)及び関ヶ原の戦いの前哨戦である越後一揆(1600)以来のことでした。300年近くにわたって戦争を経験していなかった越後の人々が戦争に巻き込まれ、犠牲者も出ています。
 北越戊辰戦争は新潟県史上まれにみる壮絶な戦乱であったことは想像に難くありません。本企画展では、当館の収蔵資料を用い、越後の人々の視点から北越戊辰戦争をとり上げます。

 当時の歴史資料が1階エントランスホールと2階文書館閲覧室に展示してあります。戊辰戦争関係資料は、閲覧希望を出せば手に取ってご覧いただけます。この機会にぜひ文書館にお越しください!

令和6年度 第4回企画展を開催しました(お礼)

令和6年度の企画展は「越後・佐渡の旧家資料より~文書群から地域の歴史を知る~」と題し、当館に寄贈・寄託されている文書群を上中下越・佐渡の各地から精選し、地区ごとの全4回にわたって紹介します。

 

 第4回企画展は、上越編。

「戸長役場文書に見る近代自治の萌芽」と題して、エントランスホールと閲覧室に歴史資料を展示します。

 展示されるのは上越地域の文書群から「中頸城郡田村組大庄屋笠原家文書」(請求記号:E2307)と「中頸城郡梶村大瀧家文書」(請求記号:F86)を取り上げます。両家は明治維新後、明治21年(1888)の市制・町村制公布まで、村をとりまとめる戸長という役職を務めました。戸長役場は戸長の自宅を兼ねることがあったため、戸長を務めた家には、戸長の仕事や当時の地域の様子を伺うことができる文書が残っていることがあります。

 私たちの住む地域のルーツは一体どうなっていたのでしょうか?

 両家の文書群は、閲覧希望を出せば手に取ってご覧いただけます。この機会にぜひ文書館へお越しください!

 

【1階エントランスホール】

  

【2階文書館閲覧室】

令和6年度 第3回企画展を開催しました(お礼)

 令和6年度の企画展は「越後・佐渡の旧家資料より~文書群から地域の歴史を知る~」と題し、当館に寄贈・寄託されている文書群を上中下越・佐渡の各地から精選し、地区ごとの全4回にわたって紹介します。

 

 第3回企画展は、中越編。

「江戸の村と明治の村 -村の成立から解体・合併への道程-」と題して、エントランスホールと閲覧室に歴史資料を展示します。

 展示されるのは魚沼地域の文書群から「北魚沼郡堀之内組大庄屋宮家文書」(請求記号:E2410)と「北魚沼郡池ノ平村桜井家文書」(請求記号:F53)を取り上げます。両家の資料を総合すると、江戸から明治における村の変化をよくうかがうことができます。

 私たちの住む地域のルーツは一体どうなっていたのでしょうか?

 両家の文書群は、閲覧希望を出せば手に取ってご覧いただけます。この機会にぜひ文書館へお越しください!

 

【1階エントランスホール】

  

【2階文書館閲覧室】

 

休館のお知らせ(9月30日~10月8日)

新潟県立文書館では、受変電設備更新工事による全館停電のため下記のとおり休館します。
また、停電に伴いサーバーも停止するため、ホームページの一部機能も停止します。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

休館期間
 令和6年9月30日(月曜日)~10月8日(火曜日)

 

ホームページ一部機能の停止期間
 令和6年9月29日(日曜日)午後5時~10月7日(月曜日)午後5時まで(予定)

  

休館中に休止するサービス
 窓口業務(資料の閲覧・調査相談など)
 メールでの問合せ
 オンラインでの各種申込み(複写物郵送サービス、調査相談など)

古文書初級解読講座(夏季)を開催します

 古文書初級解読講座(夏季)を、県立文書館で開催します。

 古文書解読に慣れ親しみたいと思っている方のための初級講座です。今回は近世(江戸時代)の、とある村で発生した強盗殺人事件を取り上げます。事件にかかわる吟味書や願書などをまとめた資料を使い、当時の人々がどのように事件を決着させたかを探っていきます。多くの方の参加をお待ちしております!
 
1 テーマ

  -江戸時代のとある事件簿-
 

 2 期 日 

   令和6年7月17日・24日・31日(いずれも水曜日)   
   13:30~15:30 ※受付開始は13:00から

 

3 会 場  

   新潟県立文書館大研修室(新潟市中央区女池南3-1-2)

  

4 講 師

   坂上 千尋(新潟県立文書館職員)

 

5 定 員

   45名 ※定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。
            

6 受講料  

   資料代100円が必要です。

 

7 申込方法

   来館、電話、FAX、Eメールのいずれかで新潟県立文書館までお申し込みください。

        ※受付期間 令和6年6月18日(火)~7月16日(火)
        ※受付時間 9:30~17:00まで

  

   *詳しくは、古文書初級解読講座(夏季)チラシ.pdfをご覧ください。

令和6年度第1回企画展を開催しています

 令和6年度の企画展は、「越後・佐渡の旧家資料より~文書群から地域の歴史を知る~」と題し、当館に寄贈されている文書群を、上中下越・佐渡の各地から精選し、地区ごとに全4回にわたって紹介していきます。

 第1回は福島潟開発をテーマに、下越地区の3つの旧家の資料群を紹介していきます。

 福島潟開発は実際に潟を埋め立てる工事だけでなく、そこで働く人々の雇用や、新発田藩や周辺の村々の権利関係の調整などが伴い、人々は大変な労力を払ったことが資料から伝わってきます。これらの文書群から先人たちの業績を想像すると、現在の私たちの暮らしが少し違って見えてくるかもしれません。

 会期は令和6年5月21日(火)から、8月4日(日)までとなっております。

   1階エントランスコーナー

   

      2階閲覧室

古文書輪読会を開催します

 新潟県立文書館では、今年度からの新たな試みとして「古文書輪読会」を開催します。当館所蔵の資料を活用し新潟県の歴史を深く掘り下げていく講座です。

 本講座はある程度の古文書解読経験がある方向け(当館主催講座としては上級者向け)となっておりますし、期間も長期に及びますので、以下の内容をよくご確認のうえ、意欲のある方はふるってご参加ください。

 

1 テーマ

「江戸時代の日記を読む」
 月に1回のペースで計8回にわたって、江戸時代の日記を輪読します。古文書解読経験のある受講者同士で文字と内容を検討し合うことで、古文書解読力の向上を目指します。
 

2 期 日

 令和6年6月19日、7月10日、8月21日、10月9日、11月20日、12月25日

 令和7年1月15日、2月26日 いずれも水曜日 [8回連続講座]

   13:30~15:30 ※受付開始は13:00から

 

3 会 場

 新潟県立文書館大研修室(新潟市中央区女池南3-1-2)

 

4 講 師

 本田 雄二 (新潟県立文書館職員)

 

5 定 員

 20名 ※定員に達した場合、申込み受付を締め切らせていただきます。
           
     ◇マスクの着用については任意です。詳しくは当館HPお知らせ

     「新潟県立文書館内でのマスク着用の考え方」をご覧ください。

 

6 受講料

 受講料は無料ですが、資料代として500円が必要です(初回に徴収)。

 

7 持ち物

 筆記用具(鉛筆、消しゴム)に加え、お持ちであればくずし字辞典をご用意ください。

 

8 申込方法

 来館、電話のみでの受付です。新潟県立文書館までお申し込みください。

  ※受付期間 令和6年5月21日(火)~令和6年6月18日(火)
  ※特別整理期間中の令和6年6月10日(月)~17日(月)の間はお電話のみの受付です
  ※受付時間 9:30~17:00まで

 

☆詳しくはR6古文書輪読会.pdf(1287kbt)をご覧ください。

第4回企画展を開催しました

 令和5年度の企画展は全4回にわたり「過去からの手紙~古文書と資料が語る昔の人々の生活~」と題して、文書館所蔵資料の中から近世・近代(江戸~明治・大正)の人々の生活・日常に関する話題を紹介しました。

 江戸時代にはすべての人々が全国いずれかの寺院の檀徒となるよう定められていました。どの宗派、どの寺院に属しているかは『宗門人別帳』に記載され、一冊は役所に提出し、もう一冊は控えとして村に残されました。もとはキリシタンを取り締まるためのものでしたが、次第に戸口調査としての役割も果たすようになりました。婚姻や出稼ぎ、養子縁組などによる人員の異動や出生、死亡の記録が残されており、紙資料としてなかなか残りにくい庶民の生活を知る大きな手掛かりとなります。

 第4回企画展では「家の足跡-宗門人別帳と遺言状から見える家の相続-」と題しまして、宗門人別帳に加え遺言状を読み解くことで、江戸時代の相続について紹介します。いわば江戸時代の「終活」です。

 展示期間は令和6年2月20日(火)から5月12日(日)です。

 

1階エントランス

 

2階閲覧室