2024年12月の記事一覧
古文書初級解読講座(冬季)を開催しました
文書館では、古文書初級解読講座(冬季)を開催しました。(Aコース:12月11日・18日(水) Bコース:12月13日・20日(金))
今年度は、「近世越後の村休み」と題して、江戸時代の村で定められていた休日の謎に迫りました。
受講者の方から講師にたくさんの質問が寄せられ、活発な雰囲気の中で江戸時代の古文書について学びました。
ご参加いただきありがとうございました。
感想の一部を以下にご紹介しますのでご覧ください。
≪講座の様子≫
≪感想(一部)≫
・子供の頃、村落共同体が機能していて、20軒ばかりの農村集落だったので、農休日が決まっていた。年間で、一日の休みと半日休みが決まっていた。一日の休みは「坊主休み」といって村の相談で決めていた。その日は田畑で仕事をしないようにしていた。急きょ一日休みになるときは町内役の人が知らせに来て、村全体で休んだ(昭和32年頃の話)。そんなことを思い出しながら、今回のテキストを解読して楽しかった。
・村休みの類の文書は以前も目にしましたが、なぜなのかは分からずそんなものかと思っていましたが、江戸時代後期の豊かさが農村の働き方にも影響した結果と教えていただき、納得しました。ありがとうございました。
・まったくの初心者だったので、これからも機会を設けて勉強したい。歴史全般に興味があるのでもっともっと勉強の機会を持ちたい。高校の担任が書道の先生だったので昔のことを思い出しました。