Category:平成31年度
古文書解読講座(冬季)の様子を紹介します
古文書解読講座(冬季)を、2月19日(水曜日)・26日(水曜日)に文書館ホールで開催しました。
古文書解読講座は、くずし字の解読から一歩踏み込んで、歴史的背景などその内容を楽しむことも目的とした講座です。今回の講座では、鎮守様のお祭りの御神前に山伏が乱入し、神主が江戸の寺社奉行に訴えるという事件を通して、山里の神様事情を考察しました。
解読に関するご質問、ご意見などもいただき、盛況のうちに2日間の講座を終えることができました。
参加者の感想の一部を紹介します。
- 初めてでしたが、興味深い内容の古文書でとても勉強になりました。身近なところでの話だったので、親しみやすく、先生の説明もわかりやすかったです。
- 今回のテーマ「山伏」でなじみがなかったですが、古文書固有のパターンも見られて、楽しく学べました。
- 日常のひとこまを垣間見られる資料だったので、当時のコミュニティが神職(神社)中心のつながりであったことをよく理解できました。特に魚沼地方は、現在でも生活の所々に山岳信仰の影響が残っており、このような資料を読むことで、歴史がもつ深みを感じることができるかと思います。
<講座の様子>