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第4回企画展を開催しています

令和6年度の企画展は「越後・佐渡の旧家資料より~文書群から地域の歴史を知る~」と題し、当館に寄贈・寄託されている文書群を上中下越・佐渡の各地から精選し、地区ごとの全4回にわたって紹介します。

 

 第4回企画展は、上越編。

「戸長役場文書に見る近代自治の萌芽」と題して、エントランスホールと閲覧室に歴史資料を展示します。

 展示されるのは上越地域の文書群から「中頸城郡田村組大庄屋笠原家文書」(請求記号:E2307)と「中頸城郡梶村大瀧家文書」(請求記号:F86)を取り上げます。両家は明治維新後、明治21年(1888)の市制・町村制公布まで、村をとりまとめる戸長という役職を務めました。戸長役場は戸長の自宅を兼ねることがあったため、戸長を務めた家には、戸長の仕事や当時の地域の様子を伺うことができる文書が残っていることがあります。

 私たちの住む地域のルーツは一体どうなっていたのでしょうか?

 両家の文書群は、閲覧希望を出せば手に取ってご覧いただけます。この機会にぜひ文書館へお越しください!

 

【1階エントランスホール】

  

【2階文書館閲覧室】