平成30年3月10日(土)に、平成29年度第3回歴史講座「戊辰百五十年に想う-北越戊辰戦争の特質-」を開催しました。
講師には、新潟大学名誉教授の溝口敏麿氏をお招きしました。講座は、慶応4年(1868)1月から始まる戊辰戦争の中で、激戦を繰り広げた北越戦争の特質に迫りました。様々な資料を通じて、越後諸藩の動向から始まる一般的には知られていない事柄などを探りました。
従来の北越戊辰戦争とは違った一面を垣間見ることができ戊辰戦争に限らず、歴史をどう見るのかという視点に新たな一石を投じる内容に、参加者はたいへん興味深く受講していました。
参加者の感想の一部を紹介します。
◆戊辰戦争は県民として興味があります。歴史は勝利した方が作るといわれていますが、現代は敗者側からの検討も盛んになりはじめ、歴史をどう見るのか、私も見る目を養いたいと思います。
◆越後の戊辰戦争は高校では習わないので、わかりませんでした。溝口先生の熱意が伝わるとともに、貴重なお話をお聴きすることができました。
◆奥羽越後列藩の名前はよく知っていましたが、内容はわからず、今回参加して理解できました。
≪講座の様子≫