読みたい本や雑誌を、専門の対面朗読協力者(以下、単に「協力者」とします)が代読するサービスです。これにより、活字による読書が難しい方でも読書を楽しむことができます。
・協力者が利用者の代わりとなって、利用者の読みたい本の読みたい部分を朗読します。
・読み聞かせのように多数の方へ読むのではなく、利用者1名に対し協力者1名となります。
利用できる方
新潟県内に居住か通学、通勤している方のうち、以下のような理由で活字による読書に困難を感じている方にご利用いただけます。なお、障害者手帳の有無は問いません。
〇視覚・識字的な理由
・活字(本)が見えない、文字が見えづらい。(視野狭窄、白内障など)
・活字をとても大きく拡大しないと読むことができない。
・活字を長時間集中して読むことができない。
・目で文字を読んでも内容がわからないが、音読されれば理解できる。
・その他、視覚・識字的な理由で活字による読書に困難を感じている。
〇身体的な理由
・本を持って読書をすることができない。(寝たきりの方、けがをしている方など)
・ページをめくることができない。(けがをしている方、手の震えが激しい方など)
・その他、身体的な理由で活字による読書に困難を感じている。
〇その他の理由
上記以外の理由で活字による読書に困難を感じている方でも、ご利用いただける場合があります。新潟県立図書館までお気軽にご相談ください。
連絡先:業務第1課障害者サービス担当
電話 025-284-6001(代表)
FAX 025-284-6832
住所 〒950-8602 新潟市中央区女池南3丁目1番2号
利用できる時間
開館日のうち
・木曜日(祝日は除く)13時~15時
・土曜日・日曜日の10時~16時のうち最大2時間程度
※いずれの曜日も予約が必要です。予約の方法は「対面朗読サービス-利用の方法」の項目をご覧ください。
※別の曜日・別の時間を希望される場合は、新潟県立図書館までご相談ください。
※予約の申し込みを受け付けた後、対面朗読ボランティアとの調整を行います。調整の結果、ご希望にそえない場合もあります。あらかじめご了承ください。
場所
新潟県立図書館 共同研修室(変更になることがあります)
利用できる資料
【注意】
貸出中の資料や、対面朗読開始までに確保できなかった資料(雑誌の最新号、新聞など)は対象外となります。
利用の方法
登録(初回のみ)
初回申し込み時に「障害者サービス 利用者確認書類」の提出が必要です。来館もしくは郵送で提出してください。ご本人による記入が難しい場合は、代筆による記入でも構いません。
※当館の利用登録をしていない方(新潟県立図書館のカードをお持ちではない方)は、併せて利用登録が必要です。利用登録の詳細は「利用登録」のページをご覧ください。
利用予約をする
対面朗読サービスのご利用には、予約が必要です。利用希望日(対面朗読を受けたい日)の7日前までに予約をお願いします。
なお、7日前までに予約をしていただくことで、協力者がその資料を読む練習をすることができ、スムーズな朗読につながります。ご理解、ご協力をお願いします。
予約は以下のような流れで行います。
- 利用希望日(対面朗読を受けたい日)・利用希望資料(読みたい資料)のタイトル(雑誌や新聞の場合は巻号なども)・利用カードの番号(利用者番号)を職員に伝えてください。来館だけでなく、電話・メール・ファックス・郵送でも受け付けています。
連絡先:業務第1課障害者サービス担当
電話 025-284-6001(代表)
FAX 025-284-6832
住所 〒950-8602 新潟市中央区女池南3丁目1番2号
障害者サービス申し込みフォーム
- 職員が予約状況などを確認します。利用希望日の予約が空いており、かつ利用希望資料が確保できる場合には、予約が完了します。もし調整が必要な場合は、後ほど担当職員からご連絡することもありますので、ご了承ください。
当日の流れ
- 閲覧室内の総合案内カウンターにて、対面朗読サービスを利用することを職員に伝えてください。
- 職員が部屋までご案内します。
- 協力者が対面朗読を始めます。
- 終了後は、職員への申し出などは不要です。そのままお帰りいただいて大丈夫です。
対面朗読協力者について
協力者として活動している方は、専門の研修や訓練を受けている方々です。また、協力者の募集もしています。詳しくはチラシをご覧ください。
対面朗読サービスの協力者募集の概要(PDF:307KB)