平成28年7月2日(土)に、平成28年度第1回文書館歴史講座「中世日本海流通と越後平野の内水面交通」を開催しました。
講師には、胎内市教育委員会の水澤幸一氏をお招きしました。講座では、石碑や出土した白磁・茶器をもとに日本海の活発な交流圏の姿が描き出されました。また「永禄6年北国下遣足帳」を中心に越後平野の水上交通の姿を迫っていきました。モノ資料や文字資料を使った丁寧な解説で参加者の皆さんは、中世の交流の様相に思いを馳せていました。
参加者の感想の一部を紹介します。
◆先日胎内の石仏等見学に行き奥山荘等知った所です。とても参考になりました。
◆南北朝の合戦の目的が水上交通の奪い合いであったということは、興味深かったです。