平成28年7月12日(火)~14日(木)の3日間、新潟市立鳥屋野中学校の2年生5名が職場体験学習を行いました。
生徒のみなさんは、歴史資料の整理作業や閲覧出納、レファレンス、講座の受付などの体験学習に取り組みました。初めて古文書に触れたり、新潟県の歴史を知ったり、文書館ならではの体験を通して専門的な仕事の面白さを学んだようでした。
生徒のみなさんの感想の一部を紹介します。
「古文書や公文書を読むことの面白さを知ることができました。この体験で私は文書館の様々な仕事を知ることができ、将来の選択肢が1つ増えました。」
「体験していく中で、出納作業がとても心に残りました。大量の書物の中で求めているものを見つけられたときのうれしさや達成感はとても素晴らしいものでした。」
「特に心に残ったのはくん蒸をした後の古文書についている虫などをとる作業です。クリーニングが終わったあと何が書いてあるかなどを調べると聞いて大変な作業だと思いました。でもこうした大変な作業を終えた古文書がずっと保管されて調べものなどに使ったりすると考えると、とてもやりがいのある仕事だと思いました。」
「古文書に触れたり、読んだりすることは、めったにできない貴重な体験でした。色々な体験の中でも、疑似レファレンスが一番楽しかったです。疑似レファレンスをして調べることで、少しは新潟県の歴史を知ることがわかったと思います。」
「職場体験を通して、歴史に前よりも関心を多く持ちました。特に歴史上の人物の人とのつながりをもっと知りたいと思いました。」
 教養講座の受付の様子 |  教養講座の受講の様子 |
 古文書のクリーニング作業 |  書庫清掃の様子 |