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新潟県立文書館

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2016/12/07

第6回文書館教養講座の様子を紹介します

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 新潟県立文書館では、平成28年10月27日(木)に、第6回文書館教養講座「よみ・かき・そろばん-越佐の庶民の学び-」を開催しました。

講座の内容を概略で紹介します。 

 江戸時代の人々は、身分に応じた役割を果たすための知識・技能・素養が学びとして求められていました。越後・佐渡の庶民も例外ではありません。新潟県内には「往来物」と総称される習字の手本や読本に代表される教科書や、寺子屋に通っていた子どもの名簿などが確認されます。また、上越地方の北国街道沿いには、多くの筆塚が発見されています。筆塚とは、「筆子塚」とも言い、寺子屋の師匠などを偲んで、その教え子たちが建てた記念碑のことです。使い古しの筆を供養するために建てられた塚を指す場合もあります。北国街道は、高田藩や加賀藩の江戸への重要な通り道で、佐渡と江戸を結ぶ道でもありました。他地域からの文化が流入しやすいこともあり、学びがより盛んであったと考えられます。このような地域に残るさまざまな資料から、越佐の庶民が頑張っていた学びの姿を感じることができるのです。

参加者の感想の一部を紹介します。

◇昔にも先生がおられ、子供たちによみ、かき、そろばんを教えていた人がいたとのこと。教育に熱心な人がいたことが大変素晴らしいことと思いました。

◇身近なことですが、伺うことがない題材で、拝聴できてうれしかったです。

◇農村部でも学びの場があったことを知りました。江戸期の「旅」の本の中で、地域の庄屋、名主、役場が書状をしたため、それを持って旅したとあったが、もらう側もある程度よめなければならないなと思いました。


≪講座のようす≫


【菊寿庭訓往来絵抄解完 (E9304-2)】

庭訓往来は、往復書簡の形をした、寺子屋で習字や読本として使用された教科書のひとつです。

11:41 | 平成28年度