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新潟県立文書館

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[第5話]めざせ天然記念物! 戦前のトキ保護活動の記録

 

 トキの幼鳥が羽ばたき、その動静に関するニュースが気になる毎日ですが、その陰には関係者のたゆまぬ努力があることも忘れてはなりません。そして、その努力は現在だけでなく、大正~昭和初期にもあったことが、当館所蔵の公文書からうかがえます。
 江戸時代には全国各地で見られたトキも、明治時代から乱獲や開発などによって急速にその数を減らしました。大正15年(1925)の『新潟県天産誌』では、乱獲のために絶滅してしまったと記されています。



 【新潟県天産誌】(請求記号E9111-549)


 しかし、昭和初期に再びその姿が確認されると、地域住民などによる地道な保護活動が進められ、昭和9年(1934)には、国の天然記念物にも指定されています。公文書「史跡名勝天然記念物調査保存関係書類」には、その時の様々な文書がつづられています。トキの保護対しては、産業発展のために開発を進める人たちの反対も多かったようですが、公文書に綴られた申請書などを読むと、当時の関係者のトキ保護に対する必死の思いが伝わってきます。


  
【「史跡名勝天然記念物調査保存関係書類」より、申請書と写真】
(請求記号H94教文23)