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> 新潟県立文書館> 越後佐渡ヒストリア> [第1話]"郵便制度の父"前島密のもう一つの顔 

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 前島密まえじまひそかは越後国頸城くびき下池部しもいけべ村(現在の新潟県上越市)出身で、「郵便制度の父」「1円切手の肖像」として有名な人物です。12歳で江戸へ出て医学や蘭学、英語など様々な学問を学び、明治維新後は新政府の役人となって日本の近代的郵便制度の基礎を確立しました。

 【1円切手の前島密】

 ところで、そんな前島密は実は熱心な漢字廃止論者でもあり、江戸幕府15代将軍徳川慶喜よしのぶに漢字廃止之議を提出するなど、国民の間に学問を広めるために難しい漢字を廃止し、ひらがなを国字とすべきであると主張しました。そして、明治6年(1873)には、一般の民衆にも新聞を読んでもらおうと、全文ひらがなで表記された「まいにちひらかなしんぶんし」を発行し、自らの主張を体現たいげんしました。しかし、当時は一般の民衆にはまだ新聞を読む習慣がなく、逆に新聞を購読しているような人にとっては読みにくいものとなり、全く売れませんでした。こうして、わずか1年間で新聞の発行は終わってしまいましたが、前島密の主張を現在に伝える貴重な資料といえます。なお、「まいにちひらかなしんぶんし」は文書館でもその一部を所蔵し、公開していますのでぜひご覧ください。


【まいにちひらかなしんぶんし】(請求記号E9124)