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新潟県立文書館

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2014/01/23

文書館基礎講座第1回「文明開化は蒲原からも始まる」を開催しました

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 平成26年1月23日(木)に文書館基礎講座の第1回「文明開化は蒲原からも始まる~長崎仕込みの西洋の生活スタイル~」を開催しました。

 文書館基礎講座は、文書館が所蔵している資料を通して新潟県の歴史を身近に楽しんでもらうための、全5回シリーズのミニ講座です。

 第1回は、旧分水町出身の竹山亨とおる・屯たむろ兄弟が実践した西洋生活スタイルを紹介します。
 兄亨が書き残した日記の中から、明治初期の日本で写真撮影・洋食など最新の生活様式をいち早く取り入れていたことがわかってきました。参加者は、文明開化が意外なところから起きていたことに、大変興味を持って聞いていました。

 以下、第1回の講座内容を概略で紹介します。

 兄竹山亨は、熊森村くまのもりむら(旧分水町・現燕市)の目薬「真珠散」製造販売兼眼科医でした。亨は30年間にわたって日記を書き続けています。中でも、天候に関する記録は、現在の気象庁でもかなわないほど詳細なものでした。
 この日記の中に、亨が取り入れた写真・洋食・散髪などの西洋文化が数多く登場します。特に写真に関しては、弟屯が長崎留学時に撮影技術を習得しています。機材を持ち帰り、明治2年(1869)にはすでに家族・親類を撮影していたようです。
 屯は、越後や江戸で漢学を学び、その後医学の道を志して長崎へ留学します。医師になってからは、新潟医学専門学校(のちの新潟大学医学部)や、竹山病院を創設しました。
 漢学・医学に留まらない最先端分野への屯の探究心は、いち早い西洋先進文化の吸収につながっていったようです。


【講座の様子】

 講座で紹介された資料を一部紹介します。(「竹山日記」:請求記号CKB79)


【写真を始めて撮影した日:明治2年4月8日】


【肉店(共和亭)で西洋料理を食べる:明治5年3月25日】


【伊太利人割烹(イタリア軒)で西洋料理を食べる:明治9年9月3日】

→越後佐渡ヒストリア第40話「文明開化は蒲原からも始まる!!~長崎仕込みの西洋の生活スタイル~
16:31 | 平成25年度