テーマ26 幕末維新の長岡三傑(令和7年8月公開)
戊辰戦争時に長岡藩を率いた河井継之助、戊辰戦争後の長岡の復興に、教育と産業の側面から貢献した小林虎三郎と三島億二郎は、「幕末維新の長岡三傑」と呼ばれています。今回はその3人にちなんだ資料をご紹介します。
ちなみに、今年は三島億二郎の生誕二百年にあたります。
河井継之助は、幕末の長岡藩の藩政改革を行い、戊辰戦争時には軍事総督として新政府軍と戦いました。この「流芳遺韻(長岡偉人集):河井継之助」には、継之助の肖像と刀、書を題材とした絵葉書が掲載されており、継之助の人柄が伝わってきます。
「米百俵」の逸話で有名な小林虎三郎は、戊辰戦争後に武士、町人、農民が分け隔てなく学ぶことができる国漢学校を開校、長岡の教育の礎を築きました。「伊香保日記 乙」は、虎三郎が晩年に群馬県の伊香保温泉で湯治した際の日記で、7月31日の日記では三島億二郎が虎三郎のもとを訪れていることがわかります(15コマ目)。
三島億二郎は、戊辰戦争で荒廃した長岡で「第六十九国立銀行」や「長岡会社病院」などの設立に尽力しました。こちらの肖像画の精悍な顔立ちから、億二郎の芯の強い人物像が窺い知ることができます。