古文書解読講座(夏季)を開催しました
古文書解読講座(夏季)を、8月18日・25日(水曜日)に開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止措置をとりながらでしたが、多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。
古文書解読講座は、ある程度の古文書解読の知識・技能をお持ちの方を対象とした講座です。やや難解な文章や文字を題材に、講座を実施しています。
今回の講座では、明治時代の行政文書を教材とし、さまざまな書体の解読に挑んでいただきました。江戸時代に公用書体だったいわゆる「御家流」とは違い、書き手の個性があらわれる明治時代の書体に苦戦した方も多かったようです。また、「新潟県庁」や「新潟県物産陳列館」の建設に向けた用地買収・地種組替の文書をとおし、新潟県の歴史についても解説しました。受講生の皆様からは多くの質問が寄せられ、意欲的に取り組んでくださる様子がうかがえました。
2日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。
参加者の感想の一部を紹介します。
- 新潟の歴史、当時の人々の暮らしなどを身近に感じられて興味深かったです。ありがとうございました。機会があればまた受講したいです。
- 難しいですがおもしろかったです。いろんな時代にタイムスリップしたみたいでした。
- 初級講座に続いて2回目ですが、少し古文書が身近なものと感じるようになりました。
- 今後もいろいろなジャンルから、講習を希望します。
<講座の様子>