第1回企画展を開催しています

 

令和7年度の企画展は、「近代の戦争と新潟」と題し、以下の日程で開催する予定です。

第1回 北越戊辰戦争と越後の人々 5月27日(火)~9月15日(月)
第2回 徴兵制(日清戦争の時代を中心に)(仮)

9月17日(水)~10月19日(日)

11月11日(火)~1月25日(日)

第3回 日露戦争(仮) 1月27日(火)~翌年5月中旬まで
特別企画展 十五年戦争と県民の暮らし(仮) 10月21日(火)~11月9日(日)

 2025年は日清戦争終結から130年、日露戦争終結からは120年、第二次世界大戦終結からは80年にあたります。これらの時期の県民の暮らしを示す歴史資料を通して、県民にとって近代戦争とは何であったのかを考えるきっかけになればと思います。

 

 第1回企画展は、戊辰戦争の文書群を取り上げます。

 慶応4年(明治元年、1868)に戊辰戦争が起こりましたが、そのなかでも最大の激戦となったのが越後を舞台とした北越戊辰戦争でした。新潟県の歴史において県域で地上戦が行われたのは、上杉謙信死後の後継者争いである御館の乱(1578~79)及び関ヶ原の戦いの前哨戦である越後一揆(1600)以来のことでした。300年近くにわたって戦争を経験していなかった越後の人々が戦争に巻き込まれ、犠牲者も出ています。

 北越戊辰戦争は新潟県史上まれにみる壮絶な戦乱であったことは想像に難くありません。本企画展では、当館の収蔵資料を用い、越後の人々の視点から北越戊辰戦争をとり上げます。

 

 当時の歴史資料が1階エントランスホールと2階文書館閲覧室に展示してあります。戊辰戦争関係資料は、閲覧希望を出せば手に取ってご覧いただけます。この機会にぜひ文書館にお越しください!