古文書初級解読講座(冬季)を開催しました

 古文書初級解読講座(夏季)を、12月6日(水)・12月13日(水)にAコース、12月8日(金)・12月15日(金)にBコースで、計4日間開催しました。多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。
 古文書初級解読講座は、比較的読み易いくずし字の解読演習と時代背景の解説を行う講座です。くずし字に慣れ親しんで、少しでも多くのくずし字を読めるようになりたい方を念頭において、講座を実施しています。
 今回の講座では、近世(江戸時代)の密通にかかわる文書をテキストとし、訴訟と裁定、事後の処理など、村の対応について紹介しました。史料から当時の人々の生活の様子がうかがえたでしょうか。
 受講生の皆様、2日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。

=====参加者の感想の一部を紹介します=====
■言葉は生きていて、時代によって異なっているという感じを強く持ちました。書き文章ですが、単語、言い回しが今とは異なっていて、そのままでは意味が取りづらい所がありました。話し言葉はどうだったのだろうと興味が湧きます。

■おもしろかったです。楽しかったので続けたいと思います。気長に導きいただき、度々よろしくお願いします。

■最初「まったく読めん!」と思っていましたが、説明を聞いて文字を眺めているうちに、しだいと模様から字に見えるようになってきました。講師はさらさら読んでいてすごいなーと思いました。

■くずし字を解読するだけでなく、そこから書いた人々の当時の状況までみえてくるのも古文書の面白さだなと思いました。ありがとうございました。

 

=====講座の様子=====