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越後佐渡ヒストリア第90話を掲載しました
越後佐渡ヒストリア第90話は「日露戦争にかけた山際シキの願い」です。
明治37年(1904年)2月に始まった日露戦争には、日本から約100万人が兵士として動員されました。その中の1人として、西蒲原郡木場村(現新潟市西区)から山際和雄が出征しました。山際家は江戸時代には庄屋をつとめた旧家で、父の七司(しちじ)は自由民権運動家として著名でした。和雄の妹シキは、激励の手紙を戦地の和雄に送り続け、兄を鼓舞するとともに、自らも国のために尽くす決意を述べています。また、翌年戦争終結を望む講話論が広まると、これを批判しています。
なぜ、当時25歳だったシキがこれほど強硬になれたのでしょうか。彼女が日露戦争にかけた願いを、ぜひご覧ください。