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古文書解読講座(夏季)を開催しました

古文書解読講座(夏季)を、8月17日・24日(水曜日)に開催しました。多くの方からご参加いただき、盛況の中で終えることができました。

古文書解読講座は、ある程度の古文書解読の知識・技能をお持ちの方を対象とした講座です。やや難解な文章や文字を題材に、講座を実施しています。

今回の講座では、佐渡金銀山の歴史に関わる史料を教材として解読を進め、史料を通して佐渡奉行と山師の関係についても解説させていただきました。テキストが様式の定まらない手紙文でありましたので、解読に苦労された方も多かったようですが、受講生の皆様には意欲的に取り組んでいただきました。

世界文化遺産への登録は来年以降に持ち越しとなりましたが、講座を通して知ったことをもとに、改めて佐渡金銀山を訪ねてみるのも面白いのではないでしょうか。2日間にわたってご参加いただき、ありがとうございました。

参加者の感想の一部を紹介します。

  • 難しいですが、当時の人の書いた文書で息遣いを感じます。
  • 佐渡金銀山の古文書は初めて見た。歴史が好きで大久保長安のことを読んだことがあったので、今回の教材はとても興味深かった。
  • 手紙文はくせがありすぎて読めなかった。
  • 今回の資料を読み下すのは難しかったが、今後も研鑽を重ねて読み下しができるようになりたい。

<講座の様子>
講座の様子1の画像講座の様子2の画像