第1回歴史講演会を開催しました
新潟県立文書館では、9月21日(土)に第1回歴史講演会「上杉謙信・景勝と越後の領主」を開催しました。
戦国時代の北越に覇を唱え、信州川中島や関東に出兵した上杉謙信。厳しい後継者争いを勝ち抜き、のちに豊臣家の五大老の一員として活躍し、さらに米沢藩の礎を築いた上杉景勝。講演会では、謙信・景勝時代の越後の動向について、「越後過去名簿」や、新潟県史掲載の中世文書などに登場する、謙信・景勝の手紙の書式の変化から、次第に地位を上げていった上杉氏と、他の領主たちとの関係の変化が語られました。
また、謙信の「家族」について注目の新事実が語られました。参加者の方々からも「面白かった」「興味深い」との感想をいただきました。ご参加いただきありがとうございました。