新潟県全般に関する相談:Q2

Q2
質問 新潟県が成立したのはいつか?
回答

新潟県が成立したのは、明治9年(1876)4月18日です。

明治4年(1871)7月14日に廃藩置県が行われ、全国に3つの府と302の県が設置されました。その当時新潟県は、13の県に分かれていました。同年11月、多数あった県の統合が進められ、新潟県(旧新潟府・村上藩・新発田藩・黒川藩・三日市藩・村松藩・三根山藩)、相川県(佐渡)、柏崎県(旧新潟府一部・柏崎・長岡藩・与板藩・椎谷藩)・高田藩・清崎藩)の3つの県ができました。

その後明治6年(1873)柏崎県が、さらに相川県が統合されて今の新潟県としての行政組織が成立したのが、明治9年4月18日でした。
これに明治19年(1886)5月10日、勅令により、元会津藩領で福島県に属していた東蒲原郡が同月25日に編入されて、現在の新潟県域となりました。

参考資料 『新潟県史』別編1年表・索引
『新潟県市町村合併誌』