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2019/10/16

令和元年度第2回教養講座の様子を紹介します

| by 文書館
10月9日(水)に、第2回教養講座「江戸時代、越佐の子ども ー誕生から成人までー」を開催しました。

+++++++講座の内容を概略で紹介します。+++++++
 江戸時代の子どもについて、誕生、名前、遊び、年中行事、教育、成人といった切り口で、越佐における事例を紹介しました。子どもを取り巻く現代の課題である少子化、成人年齢引き下げなどと絡めて江戸時代との差異も示しました。子どもと高齢者の人口比は現代とは逆転していること。江戸時代には「子宝」意識が定着し、家存続の人的資源として大切に育てられたこと。男女名には差があり、男子は成人後に改名するのに対し、女子は改名しない場合が多いこと。子どもの病気として恐れられたものに麻疹と疱瘡があり、いずれも感染率が高かったこと。子どもの遊びとして、かるた・道中双六・折羽・十六むさし・弾棋・相撲・羽子板・雪遊びなどがあったこと。年中行事には神に近い存在として一定の役割を果たしたこと。教育熱の高まりの中で手習所が隆盛したこと。手伝いは「一人前」教育の一環であったこと。罪を犯しても数え15歳までは罰則が免除されたこと。男子は数え15歳、女子は数え13歳で成人とみなされ、大人としての修業を開始する年齢と位置付けられていたことなど、子どもの成長に沿って説明しました。


+++++++参加者の感想の一部を紹介します。+++++++
♧現代の子どもに通じる事柄、また全く異なる事柄を短時間でいろいろ知ることができて興味深いものでした。特に、年中行事や子どもの遊びについては、地域性が大きく出てくる事項だということがわかり、たいへん関心を持ちました。
♧昔に比べ、今の大人も子どもも幼い感じがします。子の成長を祝う行事もイベント化している気がします。大人もしっかりしないといけないなと思いました。
♧江戸時代の子どもと、子どもをとりまく様子がよくわかりました。現代は、と言われると考えさせられます。内容からいって、もう少し時間があれば、と思いました。

  

09:00 | 平成31年度