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2019/09/11

令和元年度第1回教養講座の様子を紹介します

| by 文書館
 9月5日(木)に、第1回教養講座「青年民権家山添武治と『新潟毎日新聞』」を開催しました。

+++++++講座の内容を概略で紹介します。+++++++

 今から約140年前の明治10年代、江戸時代の「若者(わかいもの)」とは異なる「青年」が全国各地に登場します。彼らは、国民主権の近代国家建設を目指し奮闘しました。その一人に、西蒲原郡金巻村出身の山添武治がいます。
 山添の
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年の生涯を、3つの視点から見ました。第1は、自由民権運動に参加した明治10年代から20年代にかけての多感な青年期、貧苦のなか、全勢力注いで運動に邁進した様子を明らかにしました。第2は、山形県庄内の儒者黒崎与八郎との交流、与八郎の娘(ことじ)との結婚の経緯に触れ、家族を想う山添の姿に注目しました。第3は、30年代以降の「新潟日報」・「新潟中央新聞」・「新潟毎日新聞」の創刊を通して、様々な困難のなかで諦めることなく新聞事業を推進した山添の姿を追いました。
 強烈な個性を持った山添も、忘れ去られようとしています。しかし、その軌跡は現代人が真似することができない、太く大きなものでした。

+++++++参加者の感想の一部を紹介します。+++++++

‣山添武治について、初めて知りました。とても魅力的で、おもしろい生き様だと思いました。明治の世だからこそ、できたのでしょうか。今後とも機会があれば、またお聴きしたいと思います。
‣信念を貫こうとする思いは力強いですが、周りの人たちは大変だったのではないかと想像します。新潟にこういう方がいたとは知りませんでした。柱さんは武治に心から尽くしたのだと思います。
‣詳しいレジュメをご用意くださいました上に、お話も大変面白く、すばらしかったです。ご自分の足で資料を集められた事柄に基づいたお話は説得力があり、講演自体すばらしいと思いました。

  
09:00 | 平成31年度