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新潟県立文書館

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2017/11/28

特別企画展解説講座の様子を紹介します

| by 文書館
  平成29年11月2日(木)、9日(木)に、特別企画展解説講座「地図にみるふるさとのすがた-描かれた越後・佐渡-」を開催しました。
 
 
今回の講座では10月31日(火)から11月12日(日)まで開催された特別企画展の中から次の地図を例に解説しました。

 明治時代初期に作成された地図には、江戸時代の地図をもとに作成し、流通させた例が少なくありませんでした。明治9年(1876)に刊行された『佐渡国全図』は、天保年間に作成された地図をもとにつくられたものです。

次に、明治8年(1875)に刊行された『新潟県下越後国全図』には、「大区小区制」(注)による区画が描かれています。区画は家の数を一定の基準で設定され、その大きさで当時のその地域のおおよその家の数(人口密度)が分かります。

また、一目で大まかな地形が把握できるものとして、明治28年(1895)に刊行された『北魚沼郡実測図』があります。ケバ線と呼ばれる(くさび)を連ねた線で陰影をつけて描かれた地図は、測量が正確に行われていない地域の作図に用いられる手法でもありました。

一方で、新潟市周辺は明治20年代に陸軍が測量を行って作成した『迅速図(じんそくず)とよばれる地図り、新潟県内でも用途などによって測量の進捗に差があったことがわかります。

 両日とも講座終了後、特別企画展のさまざまな地図を手にとってご覧になる方々がおられました。


(注)戸籍管理などを目的とした制度です。区画設定の基準は全国で統一されたものではなく、各府県
   により異なっていました。新潟県の場合、大区は
10000戸、小区は1000戸を基準に区画を設定し
   ていました。


  
                           ≪講座の様子

 
     ≪講座後の閲覧室の様子≫       【北魚沼郡実測図(E9903-282)】


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