閉じる

> 新潟県立文書館> 越後佐渡ヒストリア> [第13話]江戸時代のクールビズ・越後縮 

新潟県立文書館

〒950-8602 新潟県新潟市中央区女池南3丁目1番2号

TEL 025-284-6011(代表)/ FAX 025-284-8737

E-MAIL archives@mail.pref-lib.niigata.niigata.jp

CSS

大文字んCSS

検索

[第13話]江戸時代のクールビズ・越後縮

 

 暑い夏を快適に過ごすために、現在様々な機能性衣料が作られていますが、越後には昔から夏にはぴったりの織物がありました。「越後縮」です。
 越後縮は、主に魚沼地方特産の麻織物です。江戸時代初期に、同地方の伝統的織物である「越後布」(平織の白麻布)から生まれました。特徴であるシボ(皺)が生み出す軽くさらりとした肌触りは、蒸し暑い日本の夏に最適で、元禄期には幕府の式服として指定され、最盛期の天明~文化期(1781~1817)には年間20万反も生産されたといいます。
 これほどまでに人気の越後縮は、当時から越後名物として様々な書物に書かれていました。中でも塩沢の縮仲買商・鈴木牧之すずきぼくしの著書『北越雪譜ほくえつせっぷ』(天保年間刊)は、縮の説明のほか、製造工程や縮市・機織りをする女性たちのエピソードなどを記しており、とても興味深いものとなっています。
 また、当館寄託の縮問屋の営業文書では、江戸後期~明治を中心に、当時の縮の流通や取引の一端をうかがい知ることができます。
 詳しく資料をごらんになりたい方は、ぜひ当館にお越しください。



【『北越雪譜』】(請求記号E9111-29)
「雪中晒縮図(せっちゅうちぢミをさらすづ)」

【北魚沼郡小千谷町西脇(西新)家営業文書】(請求記号F61)