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新潟県立文書館

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2013/03/09

第3回文書館歴史講座を開催しました

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 平成25年3月9日(土)に第3回文書館歴史講座「越後の漂流民が見た幕末のアメリカ」を開催しました。
 岩船郡板貝村(現村上市、旧山北町)出身の船乗り勇之助が、嵐に遭って漂流し、アメリカへ渡り、帰国するまでに体験したことを、古文書を読みながら解説しました。参加者は勇之助の漂流体験やアメリカでの見聞録などに、大変興味を持って聞いていました。
 以下、講座内容を概略で紹介します。 

 北前船の船乗りであった勇之助は、ペリー来航の前年に北海道の松前沖で嵐に遭って漂流します。9か月の漂流で他の仲間を失いましたが、勇之助は運良くアメリカ船に救助され、サンフランシスコへ渡ります。そして、ゴールドラッシュにわくサンフランシスコで1年余りの間異文化を体験し、日本へ帰国します。帰国後は、幕府の通訳などとして活躍することもなく、家族や亡くなった仲間たちのことを思い、故郷板貝へ帰りました。彼は、異国で体験したことを友人などに話し、それが「聞書」として、現在まで残されています。

☆受講者アンケートの感想の一部を紹介します。
・越後の漂流民勇之助を他の漂流民との比較や、当時のアメリカと日本の関係等をもとに分かりやすく話していただき楽しく学ぶことができました。もう少し暖かくなったら板貝の浜に行ってみたいと思います。
・たいへん興味深く拝聴しました。かつての報道掲載によって越後に漂流民がいたことと、帰国できたことなどかすかに記憶がありました。学力が相当高いことには驚きです。

☆なお、講座で紹介した資料の一部を閲覧室内に展示していますので、ぜひご覧ください。


【講座の様子】

16:26 | 平成24年度