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図書館からのお知らせ | 館報 | 協議会議事録 | 図書館の利用状況 |
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新 潟 県 立 図 書 館 報 |
第24号 |
| 平成13年3月20日 | |
●ひろば
●鳥屋野潟歳時記 彼岸のころになると、新潟は半年近くになる長い冬ごもりから解放され一挙に春がやってくる。風光り、木々の幹は赤みを帯び、雪解け水が堰を切ったように流れ出す。ここ鳥屋野潟は満々と水を湛え、公園の木々が一斉に芽吹き始め、櫻の蕾も日ごとにふくらみ開花の一瞬のために溜めているようにさえ感じる。
櫻のころになると、聞くともなくいろいろな話が耳に入ってくる。ある人は、「図書館の小道にあるれの枝が、目に触れそうなので危ないから枝を切ってもらえないか。」と 、ある人は「この公園は珍しい櫻があり、弥彦神社よりも種類が多く、毎年カメラで撮るのを楽しみしている。ところが折角楽しみにしていた枝垂れ櫻の枝が切られ残念である。」と、どちらももっともな話ではある。
昔から、「櫻伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」という言い伝えがあるが、何れにしてもゆったりとしたゆとりのある気持ちで櫻を愛でたいものである。
かぐはしき櫻の花の空に散る春の夕べは暮れずもあらなむ
(『布留散東』所収) 良寛花といえば、鳥屋野球場から図書館にかけて、道の両側にびっしりとが植えられている。花の咲くころになると、車も、人も、躑躅の花一色に染まるほどである。ともあれここ鳥屋野潟は四季折々の花を咲かせ、人々の目を楽しませてくれるオアシスである。
●このテーマにはこんな本 市町村誌A 上越・中越編 前回の第23号に続いて、県内の市町村史誌をご紹介します
― 上 越 ―
【上越市】
上越市史 全21巻(継続) 99〜04年頃 通
史編7冊 資料編7冊 別編7 冊【糸魚川市】
糸魚川市史 全10巻 (継続) 76年〜 1〜
7 資料集3冊【新井市】
新井市史 全2巻 71〜73年 上、下巻【安塚町】
安塚町誌 全1巻 76年【浦川原村】
浦川原村史 全1巻 84年【松代町】
松代町史 全2巻 89年 上、下巻【松之山町】
松之山町史 全1巻 91年【大島村】
大島村史 全1巻 91年【牧村】
牧村史 全2巻 98年 通史編 資料編【柿崎町】
柿崎町史 全2巻 38〜55年 [正] 続【大潟町】
大潟町史 全2巻 88年 自然編・歴史編
資料編【頸城村】
頸城村史 全2巻 88年 通史編
資料編【吉川町】
吉川町史 全3巻 96年 第1〜3巻【妙高高原町】
妙高高原町史 全1巻 86年【中郷村】
中郷村史 全1巻 78年【妙高村】
妙高村史 全1巻 94年【板倉町】
いたくら郷土誌 全3巻 83〜85年
資料編3冊【清里村】
清里村史 全2巻 83年 上、下巻【三和村】
三和村誌 全1巻 72年【名立町】
名立町史 全1巻 97年【能生町】
能生町史 全2巻 86年 上、下巻【青海町】
青海 全2巻 66〜73年 [正] 続― 中越 ―
【長岡市】
長岡市史 全9巻 92〜96年 通史編2
冊 資料編5冊 別編2冊【三条市】
三条市史 全10巻 78〜83年 上、下巻
資料編8冊【柏崎市】
柏崎市史 全3巻 90年 上、中、下巻【小千谷市】
小千谷市史 全3巻 67〜72年 本編2冊
史料集【加茂市】
加茂市史 全2巻 75年 上、下巻【十日町市】
十日町市史 全14巻 92〜97年 通史編
6冊 資料編8冊【見附市】
見附市史 全7巻 81〜84年 上巻2冊
下巻2冊 史料2冊 年表・索
引【栃尾市】
栃尾市史 全6巻 77〜81年 上、中、
下巻 別巻2冊 年表・索引【田上町】
田上町史 全3巻 92〜94年 通史編 資
料編 別編【下田村】
下田村史 全1巻 71年【栄町】
栄村誌 全3巻 81〜82年 上、下巻 民
俗文化史料篇【中之島町】
中之島村史 全3巻 86〜88年 上、下巻
民俗・資料編【越路町】
越路町史 全6巻(継続) 98〜01年頃
通史編 資料編3冊 別編2冊【三島町】
三島町史 全2巻 84年 上、下巻
【与板町】
与板町史 全6巻 93〜99年 通史編2冊
資料編2冊 文化財編 民俗
編【和島村】
和島村史 全4巻 93〜97年 通史編 資
料編3冊【出雲崎町】
出雲崎町史 全10巻 87〜97年 通史編
2冊資料編3冊 民俗文化
財編 海運資料集3冊 石
油資料集【寺泊町】
寺泊町史 全6巻 88〜92年 通史編2冊
資料編4冊【山古志村】
山古志村史 全4巻 81〜85年 通史 史
料2冊 民俗【川口町】
川口町史 全1巻 86年【堀之内町】
堀之内町史 全4巻 95〜97年 通
史編2冊 資料編2冊【小出町】
小出町史 全2巻 96〜98年 上、下
巻【湯之谷村】
越後国魚沼郡藪神庄湯之谷郷 全
1巻 70年【広神村】
広神村史 全3巻 80年 上、下巻 史
料編【守門村】
守門村史 全1巻 61年【入広瀬村】
入広瀬の近世 全3巻 98年 第1編
第2編2冊【湯沢町】
湯沢町誌 全1巻 78年【塩沢町】
塩沢町史 全4巻(継続) 97〜01年
頃 通史編2冊 資料編2
冊【六日町】
六日町誌(町村合併前) 全1巻 76年【大和町】
大和町史 全3巻(継続) 77年〜
上、中、下巻【川西町】
川西町史 全4巻 86〜87年 通史編
2冊 資料編2冊【津南町】
津南町史 全4巻 84〜85年 通史編
2冊 資料編2冊【中里村】
中里村史 全4巻 85〜89年 通史編
2冊資料編2冊【高柳町】
高柳町史 全2巻 85年 本文編 史料
編【小国町】
小国町史 全2巻 76年 本文編 史料
編【刈羽村】
刈羽村誌 全1巻 55年【西山町】
西山町誌 全2巻 63〜80年 [正] 続
現在編纂中で、これから刊行が予定されている市町村史は次のとおりです。
【柿崎町】
柿崎町史 全4巻 02〜03年頃 通史編
資料編2冊 民俗・自然編【板倉町】
板倉町史 全4巻 01〜02年頃 通史編
2冊 資料編 別巻【三和村】
三和村史 全3巻 02年頃 通史編 史
料編 自然考古編【湯沢町】
湯沢町史 全2巻 03〜05年頃 通史
編史料編
●レファレンアスQ&A 最近の事例から 昨春、文書による調査依頼の担当者が大幅に交代し、県内外から寄せられる様々な依頼内容に、日々是勉強といった姿勢で臨んでいます。そんな秋のある日、県内の公共図書館から、偶然にも似たような内容の質問が舞い込んできました。以下にとりあげた3つの依頼に共通することは、「収穫した大地からの恵みを有効に活用したい」という依頼者の熱き想いです。何としてもこの気持ちに応えてあげたいと、所蔵資料を紐解いてみたわけですが…。
Q1:椿の種子の精製方法(例えば椿油をしぼる)について知りたいと思いま
す。家庭でできる方法を紹介している資料を探しています。A:実はこの依頼の調査担当者の家にも椿の木があり、照会事項に目を通した瞬間、手入れを怠っている、我が家のかわいそうな椿を思い浮かべてしまいました。けれども情報源の欄には、「利用者が自分もやってみたいとのこと」と力強く記入されているではありませんか。この文章を読んだだけでも、依頼者の椿に対する愛情がひしひしと感じられます。
閑話休題。ひとまず椿油の一点に絞って調査を開始することにしました。キーワードを「椿」「油」「油脂」などとして検索し、ヒットした資料を片っ端から確認してみます。『食用油脂の製造及加工』によると椿の実は種皮45%、種核55%で構成されており、採油にあたってはまずこの固い種皮を取り除く作業が必要のようです。『油脂・油糧ハンドブック』には、“よく乾燥した後、表皮ごとローラーに掛けて粉砕し、蒸し釜で蒸して…”とかなり本格的な採油方法の記述しかなく、「家庭でできる」ものではなさそうです。
そこで歌謡曲にもあるように「椿といえば伊豆大島」と思いたち、『伊豆諸島文化財総合調査報告 第4分冊』に目を通したところ、“マナイタの上で1つずつ槌でたゝいて割り…”と上記に比べ容易にできそうな方法が若干記載されていました。
なお、油かすは洗浄用(髪洗粉)、害虫駆除用にも使用できるとあり、自然のもつ偉大な力を改めて実感したのでした。
Q2:トウモロコシからエタノールができるそうですが、どのようにしてできるの
かを調べています。何か資料がありましたら御教示ください。A:「エタノール」というと、化学の授業で習った構造式が思い浮かび、トウモロコシとの関係がいまひとつピンときません。そこでまず、『化学大辞典』でエタノールとは何か確認してみることにしました。“エタノール=エチルアルコール、… 酒精(spirit)ともよばれ、古代から知られた代表的な第一級アルコール。発酵または化学合成によって製造される。”とあります。そして、穀類、馬鈴薯、甘藷、トウモロコシなどデンプンを含む物質を原料とした発酵法による作り方が記載されていました。
エタノール=アルコールと考えれば、トウモロコシから作られるバーボンウイスキーなどが思い浮かび、関連性が理解できます。そこで、より具体的な記述がないか、キーワードを「アルコール」「トウモロコシ」として検索しヒットした資料を見ていくことにしました。
まず、『アルコールのはなし』には、トウモロコシからアルコールを作る際のトウモロコシ処理の仕方や、アルコール発酵させる方法として、回分式発酵法と連続発酵法の二種類があることなどが紹介されています。また、『アルコールハンドブック』(第9版)には、発酵法によるアルコール製造方法のひとつである、トウモロコシを利用した無蒸煮糖化法の概要と特徴、発酵システムの図が掲載されていました。
一方、トウモロコシ関連の資料では、『トウモロコシの生産と利用』に、トウモロコシのウエットミリングによるエタノール製造プロセスのほか、トウモロコシからアルコール飲料が作られるようになった歴史や、酒の種類、製法についても記述がありました。ちなみに、アメリカの西部開拓とともに生まれたバーボンウイスキーは、原料としてトウモロコシが51%以上使用されていることが条件とのこと。どこの国でも、アルコール飲料はその土地の主要農作物を原料としていることがわかります。
Q3:ヘチマの調理法について書かれた資料を探しています。利用者の話で
は、ヘチマは南方(沖縄、東南アジアなど)では冬瓜などのように調理し
ているとのことです。A:「ヘチマ」から作られるものといえば、真っ先に思い浮かぶのがたわしです。あの筋っぽいヘチマが食用になるとは想像がつきません。果たしてどのように調理されているのでしょうか。
まず、料理に関する事典の中から、『料理食材大事典』を手にとってみました。「へちま」の項には“ウリ科。花後10日前後の幼果を食用にする。… 原産地は熱帯アジアで、中国、インド、スリランカ、ジャワなどでは野菜として広く栽培されている。鹿児島、宮崎、広島、香川などでは「いとうり」と呼び、沖縄では「ナーベラー」と呼ぶ。特に沖縄や鹿児島で食用に栽培が多い。ゆでて酢みそで食べたり、煮物、汁の実、天ぷら、油炒めなどにする。…”と記述されています。調査依頼館からの情報のとおり、九州や沖縄など南の地方でよく食べられていることがわかりました。
そこで、「沖縄料理」「鹿児島料理」「中国料理」などで検索し、ヒットした資料をひとつひとつ確認してみることにしました。『おいしい沖縄料理』、『私の鹿児島料理』、『中国料理百科事典6』、『中国食文化事典』等々、思いのほかたくさんの資料にヘチマ料理が掲載されていました。関連資料を探しているうちに偶然見つけた『ベトナム家庭料理入門』にも、ヘチマを使った料理が紹介されていました。関連資料がまとまっている書架を丹念に見ていくのは時間のかかる作業ですが、時として思わぬ収穫をもたらしてくれます。
次に視点を少し変えて、民俗学の方面から見てみることにしました。日本各地の食生活を調べるときによく使う資料のひとつが、『日本の食生活全集』(全50巻)です。各県ごとの伝統食、郷土食などを紹介している本書には、各巻ごとの索引のほかに、『日本の食事事典1 素材編』と『日本の食事事典2 作り方・食べ方編』という2冊の索引があります。
そこで、素材編の索引で調べてみたところ、ヘチマを使った料理がずらりと並んでいました。その数18種類。宮崎料理の「なすびとにがごりの油炒め」、「馬肉と野菜の味噌炒め」、沖縄料理の「なーべーらー汁」、「なーべーらーの酢味噌かけ」など、名前を聞いただけでもおいしそうです。これらの料理の作り方は、各巻(『聞き書宮崎の食事』『聞き書沖縄の食事』等)を見ればわかります。
こうして振り返ってみますと、上記の3つの依頼は、最初に書いた「依頼者の熱き想い」のほかに、「関連資料のひとつひとつに目を通していく」というわれわれ職員の調査方法も共通しているかと思います。これを“ブラウジング“と呼んでいます。「ITの時代に原始的なことを」とお考えになる方もいるかもしれませんが、書誌データなどでは判断が難しいものであったり、余りに詳細な問い合わせであったりした場合、刑事ドラマのように「足で稼ぐ」方法が有効となり、閲覧室の書架や書庫を右往左往することになるのです。そのためにも日ごろから感度のよいアンテナを張りめぐらして、多種多様な依頼に迅速に応えていけたら、と考えております。
【今回の調査で使った資料】
『食用油脂の製造及加工』(西川良一/著 雄山閣 1951年)
『油脂・油糧ハンドブック』(幸書房 1988年)
『伊豆諸島文化財総合調査報告 第4分冊』
(『関東の民俗 東京都編』平野栄次/編 三一書房 1994年に所収)
『化学大辞典』(大木道則〔ほか〕/編 東京化学同人 1989年)
『アルコールのはなし』(唐木功/著 通商産業調査会 1994年)
『アルコールハンドブック』第9版(アルコ−ル協会,バイオインダストリ−協会/編 技報堂出版 1997年)
『トウモロコシの生産と利用』(菊池一徳/著 光琳 1987年)
『料理食材大事典』(主婦の友社/編 主婦の友社 1996年)
『日本の食事事典1 素材編』日本の食生活全集
49 (農山漁村文化協会/編 農山漁村文化協会 1993年)
環日本海地域に関する情報ニーズの高まりに応えるため、当館では学術文
化、経済、産業などに関する様々な雑誌を収集しています。今回は、それらの中から代表的なものを紹介します。
中国に関連するもの
- 人民中国
人民中国編集委員会編 人民中国雑誌社発行
[1992年1月号より所蔵]
- 中国画報
東方書店発行 [1992年4月号より所蔵]
- 中国研究月報
中国研究所編・発行 [1991年1月号より所蔵]
- 中国と東アジア
国際善隣協会中国問題研究所編・発行 [26号より所蔵]韓国・北朝鮮に関連するもの
- 月刊イオ
朝鮮新報社発行 [1999年1月号より所蔵]
- 月刊韓国文化
自由社発行 [1992年1月号より所蔵
- 現代コリア
現代コリア研究所編・発行 [1992年1月号より所
- Korea focus
The Korea Foundation発行[1999年3・4月合併号より所蔵]
- Koreana The Korea Foundation発行 [1999年夏号より所蔵]
- 北朝鮮フォーカス
北韓問題研究所発行 [1994年5月号より所蔵]ロシアに関連するもの
- エコノミックトレンド ロシア産業基礎調査
ロシア東欧貿易会発行
[1992.No.1号より所蔵]
- 月刊ロシア極東通信
ジャパンシーネットワーク発行 [創刊号より所蔵]
- ユーラシア研究
ユーラシア研究所編 白石書店発行 [1号より所蔵]
- ロシア月報 ラヂオプレス発行 [1992年1月号より所蔵]
- ロシア研究
ロシア研究センター幹事会編 日本国際問題研究所発行
[1992年10月号より所蔵]その他、環日本海全域に関するものなど
- Erina Business news・Economic Research Institute for Northeast Asia
環日本海経済研究所編・発行 [Vol.1より所蔵]
- Erina report
環日本海経済研究所発行 [Vol.1より所蔵]
- 富山市日本海文化研究所紀要
富山市教育委員会、富山市日本海文化研究所編・発行 [1・2号合併号より所蔵]
- 富山市日本海文化研究所報
富山市日本海文化研究所編・発行
[1号より所蔵]
- 富山湾図鑑
アキ編集室「出版倶楽部」発行 [第1号より所蔵]
- 東北アジア研究
東北大学東北アジア研究センター発行 [1号より所蔵]
- 東北アジアアラカルト
東北大学東北アジア研究センター発行
[第1号より所蔵]
- INAS Report・Institute for Noraheast Asia Study
環日本海総合研究機構編・発行 [No.1より所蔵]
- 環日本海研究年報
新潟大学大学院現代社会文化研究科環日本海研究室発行 [創刊号より所蔵]
- The journal of econometric study of Northeast asia・JESNA
環日本海経済研究所発行 [Vol.1 No.1より所蔵]
- 日本海域研究所報告
金沢大学日本海域研究所編・発行
[1号より所蔵]今回紹介した雑誌は、2001年1月現在で継続して発行されているものです。この他にも、終刊になったものなども含めて所蔵していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
●ひろば 今回は、昨年オープンした豊栄市立図書館で頑張る藤田さんと、岩船広域図書館の大倉さんにお願いしました。
詩であそぼう!
豊栄市立図書館 主事
藤田 陽子豊栄市立図書館では開館記念事業として谷川俊太郎さんはじめ三人の詩人の<詩の朗読の集い>を行い、12月には谷川俊太郎さんの詩で楽しむ「えほんのえ」展を行いました。児童サービスではこれに併せて小学生が詩の読み手となる「であそぶ会」を企画しました。私は児童サービスを担当していますので、開館以降の事業の中でこの「であそぶ会」のことを書きたいと思います。
詩は「えほんのえ」展で展示した『ことばあそびうた』を選びました。普段の児童サービスでは子どもたちは受け手として楽しむことが多いので、表現する楽しさを味わってほしいと思いました。
12月の「詩(うた)であそぶ会」では11人の小学生が詩の読み手になりました。最初の練習日に「読めないところやわからないところはある?」と尋ねると、全編が平仮名なので言葉の切れ目や意味がわからないようです。瀬川康男さんの挿絵から考えたり辞典で確認して疑問を解決した後、練習を始めました。十日間一緒に練習する中で子どもたちの吸収力と鋭さには驚きました。一言アドバイスすると、次の練習では必ずそれを生かして朗読してくれ、テキストも難なく覚えてしまいます。テキストの打ち間違いを見つけたのもその詩を読んでくれた女の子です。「なんかおかしい」というので確認してみると、本と違っていたのです。毎日顔を合わせるうちにだんだん打ち解けてきて、「図書館ができてうれしい」と言ってくれたり、「藤田さんにさよなら言ってから帰る」と事務室に入ろうとする子がいたり、練習以外にも嬉しいことがありました。当日は聴衆からのアンコールで緊張も解け、最後に会場の皆で「ばか」という詩を練習し大声でうたって会を終えました。谷川さんのほかの詩集も紹介すると、『ことばあそびうた また』を見つけて「次はきっとこれだよ」などと話している子もいました。こちらが嬉しくなってしまいます。3月には第2回を行います。テキストは工藤直子さんの『のはらうた』。今度はどんな会になるのか、とても楽しみです。
「悩みの種」 岩船広域図書館 司書
大倉 佳代1.鮭・漆・茶に関する資料募集中!
今年度から地域にゆかりの(といっても岩船広域圏というより村上市限定になってしまいましたが)鮭・漆・茶に関する資料を収集し始めました。始める前は「ここにくれば何でも揃う。」をめざしたのですが、現実は厳しくなかなか思うように収集できずにいます。これらの資料にお心あたりの方は是非ご一報ください。ただ、これらの資料をくまなく収集することをめざしてみても、利用者は案外「村上の鮭について知りたい」とか地域に限定したものを求めるケースが多く、当然地域限定の資料なんてそうそうあるものではないのがつらいところです。
2.移動図書館車のこと
岩船広域圏、面積約千五百平方キロをカバーするBMの運行も毎年、時間やステーションを見直しつつ、現在は132 箇所を巡回する運行となっています 毎週土曜・日曜に2台で、朝8時40分に出発して、夕方4時半頃に戻ります。お弁当やポットを持ってまるで遠足のようです。(天気や良い日はすっかりその気。眺めの良い海岸や山間をバスはゆくのです。)
ここで何が悩みの種なのかといいますと、なにせ定期バスのように分刻みで山間を一日中運行するとなると、そうです、トイレの場所が 。山道にコンビニはないし、どの集落の公会堂もしっかり施錠されていて区長さんが管理しています。
そんなこんなで、BMに添乗する前日から体調に気を配り、塩辛いものは控え、当日は水分を極力摂らずに過ごします。今、来年度の運行表を作成している最中なのですが、やっぱりトイレに困りそうなコースができあがりそうです。
そんな事情を抱えつつも、BMがくるのを待っていてくれる利用者の存在を励みに、今日も雪道を走ります。
●おじゃまします 新潟県立看護短期大学 新潟県立看護短期大学
新潟県立看護短期大学は、看護に関する高度な知識及び技術を教授し人間性豊かで、かつ新しい看護ニーズに対応した指導的役割の果たせる人材を育成するとともに、県内の看護関係者に対して研修及び情報提供機能を果たすことを目指して、平成6年に上越市に開学しました。すでに看護学科388 名、専攻科178名の卒業生・修了生が看護婦(士)、保健婦(士)、助産婦として県の内外で活躍しています。
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看護に対する県民の関心は高く、最近はマスコミでも介護問題や医療事故について取り上げられることが多くなりました。そして医療は日々目まぐるしく進歩し、看護婦はより高度な知識と技能を常に求められ続けています。
そうした情勢に対応すべく、平成14年度に4年制看護大学を新たに立ち上げる予定で準備が進んでいます。看護大学では看護婦(士)の養成だけでなく、「看護研究交流センター」を併設することによって、各種課題の研究を行い、県内の保健医療福祉の質の向上を図ります。
図書館
1 施設の概要
- 建物
延べ面積
540u
閲覧席
113席
AVブース
5台
検索端末
2
2.蔵書数(平成11年度)
図書
和書
22,978冊
洋書
1,942冊
雑誌(年間受入)
和雑誌
91種
洋雑誌
19種
新聞
6種
視聴覚資料
1,017タイトル
電子資料
30タイトル
2 サービスの現況
利用状況(平成11年度)
学生
教職員
学外者
総計
貸出者数
4,353人
622人
352人
5,327人
貸出回数
8,315回
1,609回
720回
10,644回
図書館の役割として、@学習支援、A研究支援、B地域医療関係者への情報提供の3点を考えています。開館当初は、蔵書数約16,000冊、雑誌70種でしたが、平成11年度には蔵書数約25,000冊、雑誌110種となりました。
当初は平日のみ、午前9時〜午後5時までの開館時間でしたが、学生が実習後に余裕を持って学習できる時間の確保と研究者・学外者が利用しやすい時間を考慮するなどの利用者の強い要望に応えて、段階的に開館時間を変更し、現在では月〜金曜日は午前9時〜午後7時半、土曜日は午前9時半〜午後4時半の開館時間となっています。平成11年度は269日開館し、短大としては開館日数、時間とも全国でトップクラスです。
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開学当初より地域開放を進め、始めは閲覧のみの対応でしたが平成7年9月には県内の医療関係者もしくは上越地域住民を対象に、専門書の貸出を始めました。学外者の利用は年々増え、平成12年1〜12月の入館者は1,368人でした。その多くは看護職の方々です。
しかし、学外者の利用は増えていますが、学生の貸出利用が今ひとつで、貸出上限冊数を増やしたり一般大衆誌を購入するなど対策しています。
平成12年度からは専用回線によるインターネットの利用が可能になり、情報収集の幅が広がりました。また、学内LANが整備され、医学文献を検索する「医学中央雑誌CD-ROM」が研究室からも利用できるようになりました。これのみを利用に来る医師の方もおられ、学内外を問わず大変好評を得ています。他にも看護婦国家試験問題や百科辞典、解剖学等のCD-ROMがあります。
図書館にはホームページ(http://www.niigata-cn.ac.jp/library.htm)があり、所蔵雑誌目録や本学紀要の目次一覧、開館日程等を載せています。開館日程は利用に関する注意事項と共に毎月更新していますので、ご来館の前に確認していただけると便利です。
玄関付近では看護大学のための増築工事が既に始まっています。図書館の建物は変わりませんが平成13年度中に9,000冊収納可能な書架を増設し、その後は4ヵ年計画で大学全体で図書10,000冊を購入していく予定です。さらには館内の検索端末の増設やインターネットでの蔵書検索などマルチメディアの拡充を図りたいと考えています。
◎新潟県立看護短期大学図書館
〒943-0147 上越市新南町240
TEL 0255-26-1169 FAX 0255-26-2815
| 〒950-8602 新潟県新潟市中央区女池南3丁目1番2号 | |
| TEL | 025-284-6001(代表) |
| 025-284-6824(調査相談・貸出延長) | |
| 025-284-6679(テレフォンサービス) | |
| FAX | 025-284-6832 |